嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)乗車 撮影:1991年7月29日
JR山陰本線の旧線を活用して、1991年4月に開業した、“嵐山のトロッコ列車”こと嵯峨野観光鉄道。山陰線の複線電化と新線切替のため、1989年3月に廃止された嵯峨野−馬堀間の旧区間が生まれ変わって誕生しました。この写真はトロッコ嵯峨駅の全景を写したショットで、まだ開業して3ヶ月しか経っていない時だったので、駅も新しくてきれいです。前方には、観光鉄道の客車も見えますね。この日、私はここからはトロッコに乗らず、JRで馬堀まで乗った後、帰ってくる時にトロッコに乗りました。ご覧のとおり、天気はあいにくの曇り空でしたね。


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JR馬堀駅です。トロッコ列車の終点は『トロッコ亀岡』ですが、JR亀岡駅の近くではないので注意。新しい区間は直線でトンネルだらけ。面白みは丸でない区間でしたが、それだけに、保津川沿いにレールが敷かれ、抜群の車窓風景を誇っていた旧区間が、廃止されずに形を変えて残ったわけですね。


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馬堀駅を外側から撮影したものですが、高架駅だけに駅前にはご覧のような階段があります。現在はエレベーターが付いているのでしょうか?向きが逆でしかも風に揺れていますが、『足利尊氏旗揚げの地、亀岡』と書かれた旗が掲げられています。


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トロッコ列車が、こちら側の終点にやってくるまで、まだ大分時間がありましたので、辺りの景色を撮って時間を潰しました。この時は、小雨もパラ付いていました。


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これも駅付近の何気ない道ですが、前方に『福知山信用金庫』と書かれた赤縁の看板があるのがお分かりでしょうか。いちおう、場所を示す物として、この看板が入るように写しました。


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雨が降る田舎の小道。しかし何人もの人の姿が見えます。実はこれ、ここからトロッコ列車に乗ろうという、私と同じ目的の人たちです。わざわざツアーを組んで、馬堀駅前まで観光バスで来ている人たちもいました。やはり保津峡を眺めるトロッコ列車は、人気が高いのですね。返す返すも天気が悪かったのが惜しまれます。それにしても、JRとトロッコの駅の間は、結構距離がありましたね。


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ハイ、到着しました。トロッコ亀岡駅です。ご覧のように、階段があるだけで、世にも典型的な、簡素なローカル駅です。立派な面構えを持つ、起点の嵯峨駅とは対照的ですが、現在ではかなり変わっているかも知れませんね。そして気になるのがやはりバリアフリー化。果たしてなされているのでしょうか?


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トロッコを待っている間に、横のJRの線路を、キハ181系特急が通過していきました。国鉄色のキハ181系も今では見られるものでは無く、大変懐かしいショットですが、少しシャッターを押すタイミングが早過ぎましたね。列車は今は無き特急『あさしお』だと思われます。


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トロッコ列車の乗車記なのになかなか肝心の主役が登場してきませんでした。お待たせしました、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車の到着です。先頭車両はなかなかモダンな顔をしていますが、今こうして見ると、どことなく愛知県のリニモに似ている気がしてくるのは私だけでしょうか?それだけ、現在にも通じるデザインをしているという事ですね。先頭車両は普通の客車仕様ですが、2両目がトロッコ客車となっています。正面から撮ったのがこの一枚だけというのが、今振り返ると不可解に思えたりして・・・・・。


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発車待ちの間、少し離れた位置まで戻って、全系を撮りました。肝心の車両の写真を、もっと撮れば良かったです。近場だし、また乗りに行けたらいいですね。緑濃い景観の中、派手な赤と黄の塗り分けのトロッコは、ひたすら目立ちます。ほかにも撮影している人がいますね。


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いよいよ発車しました。保津峡沿いをゆくトロッコです。やや悪天候だったこの日は、川の流れも急でした。上の写真の水しぶきが、それを物語っていますね。そして下の写真も、もっと晴れていれば絶景だったであろう、保津峡の景観です。そして保津峡といえば川下りが有名ですが、実は下の写真の前のほうに、その川下りの小舟が写っているのです。スキャナーで読み込んだこの写真では、さすがに判らないですね。小舟の横を通過した時には、手を振って声をかけている人もいました。窓が完全オープンの車両なので、都会では吸えない空気の味を満喫し、川面から涼をもらいました。本当に気持ち良かったですね。これだけの景勝地を通るこの区間を、廃止にしなくて良かったと改めて思いました。ところで上の写真の右下に見える赤い色は、トロッコの車両の色です。わざと入る様に写すことで、トロッコに乗っているという感じを表現しようと思ったのですが、もうちょっといい撮り方がありそうです・・・・・。


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最後は乗客が全員降りた後、トロッコの車内全景を収めた写真です。終点、トロッコ嵯峨にて。座席は木製、ベンチのようなシンプルなものですが、これがまたトロッコらしい味わいがあります。そして枠だけの側面ですね。なお、嵐山方向の先頭は、機関車が牽引しているのですが、何故か撮らずに帰ってしまいました。これも次は絶対に撮りたいですね。なかなかユニークな、楽しいミニ旅でした。今では嵐山の事を、『トロッコがある嵐山』と表現する人も多くなり、それだけこの鉄道がよく知られる様になったという事です。
なお、嵯峨野観光鉄道は、12月30日〜2月末日と、祝日・行楽期を除く水曜日は運休です。運休日にご注意下さい。


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