大相撲池田巡業 前編


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東 方

西 方

各画像の下に、解説の文章が書かれています
初めて北摂は阪急宝塚線沿線に、大相撲巡業がやってきました。
会場となった、池田市立五月山体育館です。こういう日が来るのを、
私はずっと待ち望んでいました。私は平成2年(1990年)4月、花博
巡業の時に見学に行った事があり、それが唯一の巡業観戦の経験
でした。今回、12年半ぶりの巡業観戦となったわけで、懐かしさにも
胸を躍らせながら会場へと向かってきたのでした。
各画像の下に、解説の文章が書かれています
会場内の、車いす席です。
大阪本場所が行われる府立体育会館とは違い、
こちらの建物はバリアフリーになっていました。



会場全景。「なるほど、室内での巡業の風景はこういうもの
だったのか」と、初めて味わった瞬間でした。

支度部屋の前です。こういう場所を垣間見たのも勿論初めて。
非常に新鮮な気分だったことを、今でもよく覚えています。
あの瓶漬け油の独特の濃い匂いが忘れられないですねぇ。



車いす観戦席で見学するお客さんの姿もありました。
そして地元のケーブルテレビも取材に来ていましたね。

こちらは1階通路のようすですが、ごった返していますねぇ。丁度
この時は、人気看板力士によるサイン会が行われていたと記憶します。
外国人ファンの姿も見えますが、相撲界も外国人力士が増え、
そうなれば当然、お客さんの方も国際色豊かになってくると思います。
なお、画面丁度真ん中、頭一つ出ている人は、
元前頭3・琴椿の白玉親方です。



大銀杏を結う、髪結実演です。こういうのを見るのがいかにも巡業
らしくて、風情がありました。これからもどんどん足を運びたいですね。
なお、モデルの力士は、関西は兵庫県高砂市出身の琴龍です。

さあ、いよいよ関取衆の取組が始まりました。土俵上、力水を受ける
のは琴冠祐です。琴冠祐と言えば、平成8年初場所、29歳11ヶ月で
十両に昇進した超遅咲きの力士。この巡業直前の平成14年秋場所も
十両だったのですが、実に36歳。関取では大善に次ぐ年長でした。
体重に恵まれないながらも、しぶい味を出していると感じましたね。



綱打ち実演。これを見たのも本当に久しぶりのことで、懐かしい
感じでした。モデルとなっていたのは、言わずとしれた大横綱、
貴乃花です。この巡業直前の平成14年秋場所で、7場所ぶりの
出場。或る意味、かつてのあの『貴花田』フィーバーの時以上に、
館内がこの力士に一喜一憂しているという空気がありました。
その秋場所で見事に12勝3敗の好成績を挙げた貴乃花。
この時も、表情には落ち着きと安堵を感じました。

土俵上、塩を取るのは十文字です。地味な印象ですが、
顔はまゆが太くてなかなかインパクトはある力士。
平幕では終わってもらいたくないと思っています。



土俵下、審判に入る元横綱・北勝海です。昭和61年春場所、当時
関脇保志だったこの北勝海が初優勝した時、確かテレビで見ていた
のを記憶しています。その後、北勝海は横綱にまで昇進、しかし
最後は怪我のため、平成4年夏場所前に28歳の若さで引退しました。
その記者会見で、「自分は、稽古して、上がってきた、相撲取りだから、
・・・・・その稽古が出来なくなったら、もう終わりかなぁと・・・・・」と、
涙ながらに語ったのは、今でも印象強く覚えています。

さて、横綱土俵入りです。武蔵丸が登場、
露払いは和歌乃山、太刀持ちは武雄山です。
武蔵丸はこの直前の場所、貴乃花との相星決戦を制して優勝。
過去6場所中、4場所優勝で、正に絶頂期でした。



土俵下、力水を付ける安芸乃島です。画質が良くなくて申し訳ない
ですが、この安芸乃島こそは、私が相撲ファンになった初期の頃から、
ずっと贔屓にしていた力士です。この時点で5場所連続負け越し中で、
翌月の九州場所では背水の陣に立たされていましたが、
見事10日目に勝ち越しました。

さあ、いざ土俵に上がる安芸乃島。この時35歳。翌月の九州場所
では、幕内最年長力士となりました。何とか自分のカメラに収める
ことが出来て、大変嬉しかったのですが、こういうチャンスも、もう
これが最後かも知れないと思いました。そして、その予感は結局
的中してしまったわけですが・・・・・。



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