平成28年 大相撲名古屋場所十日目(前編)


※右側(西方)の画像をクリックすると、一つ下(次の段)の画像にジャンプします。


東 方

西 方

相変わらず猛暑だったこの日は、入り待ちをせずして会場入りしました。観戦席に到着して、最初に見た一番はこれです。左が伊勢ヶ浜の照強。兵庫県南あわじ市出身で、御当所である春場所では今年、関取目前までいきました。右側、対戦相手は2代目寺尾です。 勝負は一方的で、照強の勝ち。前場所の1勝6敗の雪辱を果たさんとばかりに、名古屋、秋は連続して勝ち越しました。


左は水口。大阪府門真市出身の春日山部屋です。右は朱雀です。 私の御当所力士である水口が勝ちました。


勝ち名乗りを受ける水口です。それにしても右膝のサポーターが、安美錦ばりに痛々しいですね。 この一番、勝ったのは西方力士の魁盛王です。右手が『シャイーン!』ですね。愛知県尾西市出身でこの場所が御当所、浅香山部屋です。


十両土俵入りです。偶数日ですので西方からの土俵入り。画面ほぼ中央に立つのが阿武松。その左隣には、当場所十両優勝を決め、翌場所新入幕を果たした天風が立ちます。 代わって東方十両土俵入りです。上がってきたのは千代丸、九重部屋です。


注目の宇良が登場して館内沸きました。ちょうど、化粧回しの化粧部分を両手でひょいと上げた瞬間だったので、およそ土俵入りらしからぬポーズになっています。決して新しい所作を導入した訳ではありませんので、念のため。 東方十両力士勢。画面ほぼ中央に立つのが旭秀鵬、その右隣りが富士東で、左隣が石浦です。


幕下上位五番の取組です。土俵上、相手をジッと見上げてそんきょするのは、剛竜です。この場所新十両の志摩ノ海と同じ、三重県志摩市出身で、この場所が御当所となります。上背がありそうに見えますが、意外と身長は179cmです。所属は木瀬部屋。なお、立っているのは白鷹山です。拡大版はこちら 取組です。背中が白鷹山、顔が少し見えるのが剛竜です。剛竜が攻勢、相手を押し込みます。

勝負は土俵際、体(たい)を入れ替えた白鷹山が勝ちました。 ここからは十両の取組です。塩を撒くのは再十両だった旭大星。相変わらず鮮やかな、ライトオレンジの締め込みです。


対戦相手は幕下筆頭の希善龍です。返り十両を狙う希善龍が、見事に旭大星を土俵に這わせました。 こちらは3日目にも撮影した、出羽疾風です。この時点では1勝8敗と既に負け越しており、番付も下に3枚半しかないという厳しい状況でした。


取り組む出羽疾風(背中)。対戦相手は、これまた関取残留に厳しい状況だった、3勝6敗の北大樹です。左が入り、右で上手を取るのは北大樹が有利の形でしたが、勝負は出羽疾風が勝ち、2勝目を挙げました。


塩を撒く琴恵光。昨年春場所以来、8場所ぶりの再十両でした。十両通算2場所目。白星先行で迎えます。拡大版はこちら 対戦相手は絶好調の天風でした。ピンボケの画像で申し訳ないですが、勝負は天風の勝ち。琴恵光は悔しさのあまり、土俵に正座してその場で反省会です。


白銀色の廻しが新十両の志摩ノ海、赤色の廻しが剣翔です。重量級同士のぶつかり合い。志摩ノ海が剣翔の顔面に頭を付けて右はず押し。剣翔は顔がクニャッと横を向きながら、堪えて左からおっつけようとします。最後は押し出して勝ちました。左画像、拡大版はこちら


千代丸土俵上です。以前、某バラエティー番組で、四股を踏む時に足が上がっていないことをネタにされていた千代丸。久しぶりに四股の場面を撮ってみましたが、その頃と比べたら足が上がっていると思いました。


相撲は千代丸が完勝。相手は若手注目株の阿武松でしたが、意地を見せ付けました。勝った後、「よ〜し」という表情を見せる千代丸です。


さあ、大注目の「角界の桃レンジャー」こと宇良が土俵中央です。気合いの乗った表情を見せます。それにしても、この宇良も誰かに似ているなぁと思っていたのですけど、若手だった頃の大関栃東(現玉ノ井親方)に少し似ていますね。 立ち合いです。相手は阿夢露ですが、何と!宇良が俵ギリギリの位置から立とうとしています。こんなに下がって仕切るのは、平成4年初場所の貴闘力(対舞の海戦)以来のことです。館内はどよめきが起きていました。宇良、やってくれますね。拡大版はこちら


勝負はしかし、阿夢露が上からグシャッと押しつぶすような格好で勝ちました。これは正確にいうと、宇良が居反りを失敗して自滅してしまったためで、私が見ていた限り、『居反り腰捻り送り投げ』とでも言いたくなるような技を仕掛けていました。 巨漢、臥牙丸のチリちょうず。高らかと手を上げます。


臥牙丸の対戦相手は、宇良のライバルとして注目の佐藤でした。背中が佐藤ですが、三役経験もある臥牙丸が圧倒し、突き出しました。



大相撲研究の部屋へ名古屋場所10日目 中編へ