大相撲 平成28年春場所三日目[前編]


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東 方

西 方

今年もまた、3日目の火曜日に1回目の観戦をしました。先ずは恒例の(?)幟から。毎年新しい幟(関取)が誕生していますが、今年は千代翔馬や朝弁慶といった幟が、大阪での初登場ですね。 この画像では小さくて判らないと思いますが、会場となる大阪府立体育会館の通称も、今年から『エディオンアリーナ大阪』となりました。画面左に、まだ新しい表示が見られます。


友人2人と計3人で会場入りして、最初に見た取組は、十両の富士東−青狼戦です。東の花道の遥か斜め上のイス席で観戦したため、この日の画像は基本的にご覧のようなアングルです。テレビではあまり映らない場面の力士の表情は観察出来ますけどね。この画像でも、富士東が気合いのこもった表情で四股を踏み、最初の塩を取ろうとしています。左画像、拡大版はこちら


両者の取組です。左画像、相手の左肩に頭突きをせんばかりに顔をくっ付けているのは、朝青龍ソックリ大賞=青狼です。このショットだけ見ると、鼻から出血しやせんかっただろうか?と思いますね。右画像ではその青狼が、最後寄り切って勝っています。右も上手を取りましたかね。得意は右四つですから、この日は逆の四つという事になりますが、幕内在位2場所でいずれも7勝8敗。再入幕の夏場所こそ、3度目の正直で勝ち越してほしいですね。


青狼の顔が映った1枚はこれだけです。画面手前、引き上げようとしているのはベテラン朝赤龍です。チラッと西方力士に目をやり、「しかしウチの元兄弟子とよう似ているな〜」と心の中で言ったかどうかは判りません。 東方、幕の内土俵入りです。しんがりの大関・琴奨菊が紹介されようとしている時。御当所でカド番だった大関・豪栄道は、しんがりのスペース(徳俵)の右隣りに立っています。


土俵上、向き直って両手を上げます。徳俵のとこに立っているのが、この時点ではまだ綱取りの話題で盛り上げていた大関・琴奨菊ですが、明らかに少し反り返っていますよね。膝も少し曲げている様に見えます。さては土俵入り時点で既にプチ 琴バウアー≠ナすか?まあ、気合いが入って無意識の内にこうなったのかも知れませんが・・・・・。 代わって、西方幕の内土俵入り。同じくしんがり以外全員土俵に上がった時。画面ほぼ中央、『地』の文字が書かれた化粧廻しをしているのが、私がこれから注目していくであろう、正代です。


向き直って両手を上げます。しんがりの大関・稀勢の里、ほとんど万歳の状態ですね。その2人隣、身長の低い髷だけの力士が、注目株の一人、御嶽海です。 横綱土俵入り、東から2人、西から1人が登場する形で、私の席の位置からは西方の一人しか正面から撮れないのですが、それが白鵬でした。以前なら、絶対的に『東』の存在だった、白鵬ですね。


中入り後の取組です。土俵上、顔が見えるのは新入幕の明瀬山です。前場所、西十両5枚目で8勝7敗ながら幕内に昇進。超ラッキーな入幕となりました。この時点で2戦2勝で、これはひょっとすると平成3年初場所の巴富士よろしく、ツキを活かして新入幕三賞も有り得るか?と思ったものでした。この日の対戦相手は、十両に下がった大砂嵐でしたが、西の塩の前でそんきょするその姿は、如何にも左膝が痛そうで、まともにかばったしゃがみ方をしています。 土俵上、仕切りの中でそんきょする大砂嵐ですが、やはり左膝を浮かせた格好。相当無理しているみたいで、痛々しく思えましたね。


相撲のほうは、大砂嵐がご覧のとおり、相手の頭を押さえ付けての強引な投げで振り回し、明瀬山に幕内初黒星を付けました。それにしても、なまじ腕っぷしが強い大砂嵐。足をかばおうとして、強引な腕力技に走ってしまうと、今度は肩も痛めてしまうぞ・・・・・と、見ていてちょっとヒヤッとしました。この体勢は一瞬、あの左肩を脱臼しながら春場所で優勝を決めた時の、千代の富士−大乃国戦と重なって見えますね。 さあ、こちらは私の贔屓力士の一人、里山です。この力士こそは、『気の毒な三賞逃しナンバーワン』。現役を続けている限り、まだ可能性はあるのだから、一度は幕内での勝ち越しと三賞受賞を果たしてほしいと願っているのですが・・・・・。この場所は、4場所ぶり通算6場所目の幕内でした。


制限時間一杯です。里山の対戦相手は、こちら方向にそんきょしている北大樹です。前師匠が亡くなってから勝ち越しが無い北大樹。この場所こそはと必死です。 北大樹快勝。里山はこのショットからも、無念の表情をしているのが伝わってきます。この時点で北大樹は初日黒星のあと、連勝。かたや里山は初日から3連敗となりました。


塩を手に、気合いが乗った表情を見せるのは、先ほど土俵入りの項でも触れた御嶽海です。時々間違えて『おんたけうみ』と読みそうになるのは、私の国語力が弱いためです(笑)。幕下10枚目格付出から所要4場所で幕内に昇進し、3場所目。まだ髷姿です。上背がないように見えたのですが、身長は178cmです。拡大版はこちら さて、向正面の解説ですが、私の席からはご覧のようなアングルになります。完全に横顔しか見られませんが、相撲に詳しい方なら、この親方が誰かすぐに判りますよね。
そう、元小結・垣添の雷(いかづち)親方です。


目線を土俵に戻して、制限時間一杯、そんきょする御嶽海。まだ立っている姿勢の相手の顔を、グイ!と上目に睨んで気合いを集中させます。この闘志でこの場所は見事に二桁。何故三賞を貰えなかったのかと思います。さて、この相手力士ですが、背中から誰か想像付きますかね?拡大版はこちら 取組です。相手の腕(かいな)を右でおっつけんとする一方、頭四つのような体勢になっている御嶽海。出方を窺います。


御嶽海が、最後は相手を後ろ向きにして送り出し。画像がピンボケで申し訳ないですが、この時だけ顔を写せた相手力士、そう、千代鳳です。 東西の塩に分かれ、そんきょする大栄翔です。初場所は十両に落ちていましたが、一場所で再入幕を果たしました。如何にもわんぱくそうで気の強そうな顔付きですね。気合いが乗っています。拡大版はこちら


こちら、そんきょしているのは英乃海です。大栄翔の対戦相手ですが、気合いの表情では負けていないものがあります。何というか、ふてぶてしいを絵に描いたような表情。見ようによっては、ふてくされているとも取れそうですが(笑)。いずれにせよ、若手気合いの両者、制限時間一杯です。拡大版はこちら おっと!英乃海手を付いてしまった。叩き込んで大栄翔の勝ち。相手を前に落として、足早に二字口に戻ります。


大栄翔の次に土俵に上がったのは、同じ追手風部屋の大翔丸です。大翔丸はこの場所が新入幕。大栄翔より2つ年上の24歳で、こちらもこれからの若手です。目の前でライバルが勝ち、仕切りにも一層気合いが入ります。少し写りが暗いのが残念ですが、いい表情してますね。拡大版はこちら 控えで出番を待つ逸ノ城です。あの大旋風から1年半。番付は再び振り出しに戻り、自己最下位の前頭11枚目に転落しました。心に期するものがある筈の逸ノ城。う〜ん、しかしこうして見ると、顔からして獰猛な白熊に見えます(笑)。


さて、新入幕大翔丸の相手は、阿夢露です。しかしこのそんきょ、先程の大砂嵐にソックリです。同じ左膝をかばう格好、この力士も怪我が多いですからね。 そして相撲のほうも、大砂嵐に倣えとばかりに、相手の頭を押さえ付けての強引な投げ。右手は廻しに掛かっていないので突き落としでしょうか。いずれにせよ、気持ちは相手の首根っこを押さえて投げ崩す、というものだったと思います。回り込んでの逆転ですが、怪我につながりかねない取口・・・・・。前に出たいところですね。




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