大相撲 平成27年名古屋場所十日目 前編


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東 方

西 方

仕事でいろいろあって、あわや中止になるかと思われた今年の名古屋場所観戦でしたが、直前でギリギリどうにか調整を付け、半ば奇跡的に観戦が実現しました。最初は幟を撮影。左画像では、3横綱の幟が左から順に並んでいます。連続休場明けの鶴竜の復調具合が注目される場所でした。


やっぱり声援がすごい!大人気力士遠藤の場所入りです。ショッキングピンクの染め物もすっかりトレードマークになりました。今年夏場所、怪我を押して無理出場をし、しかも身体にサポーター等も一切身に付けず、終盤、連勝して6勝までこぎつけたのは記憶に新しいところ。その根性に、ファンも一層増えたのは間違いないでしょう。 嘉風(手前)と碧山(後ろ)のダブル場所入りです。嘉風はそれこそ、目下遅咲きの全盛期満喫中。名古屋場所で自己最高の12勝。そして翌秋場所での大暴れで完全な『実力者入り』を果たしたことでしょう。元々気風のいい相撲ぶりだったところが、ここにきて人気もうなぎ登りです。碧山は、一度は関脇で勝ち越し。その後も地味に上位で勝ち越しています。


私の御当所、大阪出身の勢。この場所もまた、絶不調に終わってしまいました。拡大版はこちら 平成の名寄岩、琴勇輝です。少々窮屈なアングルとなりましたが、何とか「カシャリ」。


大関・豪栄道場所入りです。13勝を目標に掲げながら、14日目勝ち越しの8勝7敗に終わった春場所から2場所。先場所は、9勝以上を挙げるチャンスながら終盤休場。この場所も連敗スタートと、カド番でこそないものの、苦しい展開となっていました。拡大版はこちら 新入幕英乃海です。光線の具合で、肌が浅黒く見えますね。東京都出身の26歳です。拡大版はこちら


臥牙丸です。愛想が良く、ファンサービスをたっぷりやりながら場所入りする姿も春場所で見たことがありますが、さすがに真夏の名古屋場所では「早く涼しい館内へ」といったところかな(笑)。 大関としては実力ナンバーワンの稀勢の里です。或る意味、ここまで成績安定で優勝無しというのは七不思議にもなってくるかも知れません。毎場所、序盤で1敗するのは惜しいですが、やはり強い自覚故か?人気のボルテージはさすがです。


昨年のこの名古屋では史上最年長初金星も獲得し、秋では新関脇にも昇進した豪風。年齢を感じさせない相撲っぷり。「簡単に地位は明け渡したくない」と話していた新関脇の土俵では、千秋楽までその地位を守れる可能性を残しました。或る意味有言実行と言えるでしょう。 染井吉野のようなピンク色の染め物を身にまとった隠岐の海。春場所では関脇に上がりながら、たった3日土俵を務めただけで休場。無念を吹き飛ばして最高位への復帰が期待されます。

角界のエンターテイナー、豊ノ島です。本業のほうでは近年、段々地味になってきました。小兵ながら早くから上位に進出し、その後も三役常連でした。まだ32歳、老け込むには早い! カド番でしかも連敗スタート、9日目で漸く初めて白星先行、と苦境に喘いでいた琴奨菊です。大関に在位して4年。地位を守る力も徐々に限界が見えつつあるのか・・・・・?昨年のこの名古屋では、千秋楽を12勝2敗で迎えていました。


この時点では、幕内2番目、関取3番目の年長力士だった安美錦。春場所の大怪我からも立ち直り、公傷制度無き今も、依然上位圏内に留まっているのは流石です。実績も申し分ないですね。拡大版はこちら やっぱり名取裕子に似ているなぁと私が感じる、魁聖の場所入り。いつもこの緑の染め物ですね。故郷、南米のジャングルの緑を連想させるとか。前半は好調でした。


前場所、西筆頭で9勝しながら惜しくも三役復帰を果たせなかった栃ノ心。「角界のニコラス・ケイジ」という表現は、最初、私が一人で勝手にしているものと思っていましたが、ネットを見渡せばほかにも言っている人は数多く、「もう定評なんだな」と思いました。私の目もズレてはいなかったという事で(笑)。 この力士こそは名古屋の主役。新大関照ノ富士です。何というか、獰猛とした、ふてぶてしさを感じる、タダならぬオーラがありますね。しかも着物が豹柄というのが強烈に個性を盛り立てます。みんな「豹柄!豹柄!」と、どよめきハイテンショウの体。後姿も撮ったら良かった。


ファンの声援に気さくに応じながら場所入りする逸ノ城。去年のこの名古屋では、まだザンバラの十両でした。それが、秋場所、新入幕で13勝の大ブレイクをしてから上位勢に一気に入り込んでいきましたが、この場所の成績は散々でした。 以前は「マツコ富士」の由来となる風貌の特徴で注目を集めていた宝富士。今や上位勢の一角として、実力面でも認識されるようになってきました。初場所から三役目前の地位で7勝、8勝、9勝。年内目標だった新三役に見事到達しましたが、俄然勢いが止まってしまったのはどこかで安堵感があったのか・・・・・?


大ベテラン時天空です。名古屋場所の時は、トゥクトゥクでの場所入りで注目を浴びていましたが、今年は普通の車での場所入りでした。 レジェンド、旭天鵬の場所入りでファンは大歓声のるつぼと化しました。ここまで2勝7敗。よもや中盤で後が無くなるとは、正直思っていませんでした。やはり来る時は急激に来る≠ゥ・・・・・?表情もいつもの柔和さが一転、土俵上のような厳しい表情。拡大版はこちら


辛子色の着物でひょうひょうと場所入りするのは、再入幕の千代大龍です。連敗スタートながらその後は連勝続きで11日目には勝ち越し。しかしその相撲で怪我して途中休場してしまったのは何とも残念。 横綱・鶴竜です。いつもの白い着物。横綱在位8場所目。いまだ優勝が無いのに加え、連続全休明けとあって険しい表情です。前日に初黒星を喫していましたが、中日ストレート勝ち越しを果たしていたのはさすが横綱の責任。


大勢の付き人、そして前には警備員。さながら要人の会談室入りのような光景と化すのが、第一人者横綱・白鵬の場所入り。去年、カメラの不具合で白鵬の場所入りのみ撮影を失敗しており、そのことを意識してとにかく早くから体勢を作っていたら、結局また失敗のような画像になってしまいました。まあ、顔はちゃんと写っていますけどネ・・・・・(汗)。 さて、これより取組です。最初の撮影は、十両に落ちた千代鳳(左)と、いつぞやバラエティー番組でバク転を披露していた旭日松。制限時間一杯です。


千代鳳がまともに叩いて呼び込んでしまい、乗じて出た旭日松の勝ち。3連敗中で7敗だった旭日松は踏みとどまりましたが、千代鳳は好調だったのに下がる相撲は残念でした。土俵下、左下は富士東。 富士東(左)と大栄翔の突っ張り合い。新入幕を狙う右の大栄翔は、4連勝のあと4連敗していました。


この日も、幕内上位まで上がった実績のある富士東が貫録勝ち。大栄翔は5勝5敗と、再び星が五分になりました。一方の富士東は勝ち越し王手。 幕内土俵入り。偶数日は西からです。中央が新入幕の青狼。そして向かって左端が、在位99場所目、40歳10ヶ月の旭天鵬です。


旭天鵬を中央に撮影。土俵入りの拍手も一際大きかったことは言うまでもありません。その左横(画面向かって)は、昨年九州場所新入幕の阿夢露。新旧揃い踏みです。 両手万歳、土俵入りの最後です。画面ほぼ中央の佐田の海(クマモンの化粧回し)が、一際高く両手を上げています。



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