平成25年大相撲名古屋場所初日 その1


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東 方

西 方

2013(平成25)年7月7日、七夕。好天のもとで迎えた、大相撲名古屋場所初日です。この日から急に暑くなった今年の夏。日陰が全く無い名古屋場所会場前は、本当に猛暑盛りでございました。少々逆光ですが、幟の列を撮影。 人もまばらな、まだ午後の早い時間帯の会場入口前。昨年に続き、ここが力士の場所入りの花道となります。早めに来ていい位置を陣取らんとばかりに、私はこの辺りをウロウロしながら、力士を待ち構えていました。


先ずもってやってきたのは高安です。年齢は既に23歳ながら、平成生まれの三役第一号として、のちのちには記録に残るであろう期待の若手。いやしかし、力士も暑そうです。そりゃたまらんわな〜・・・・・。 付け人と並んで場所入りするのは、旭日松です。後継水戸泉よろしく、豪快な塩撒きで場所を沸かせますが、番付も早く幕内の上位に。


自分の四股名がデッカく書かれた浴衣に身を包む、大道。やっぱり暑そう(^^;。 稀勢の里綱盗りの場所として期待が集まったこの場所、当人の地元、茨城県牛久市からは、大応援団が駆けつけました。お揃いの半被を着た応援団がいざ場所入りです。力士たちより壮観だったりして(笑)。


さて、こちらにご注目。トゥクトゥクに乗ってやってきた時天空です。この姿を撮影することが、今年名古屋の目標の一つでした。先ずは無事達成。昨年より実行しているのでしたっけね。いやはや、実にユニークな組み合わせで、ユニークな出勤≠ナす。でも、浴衣の色は、意図してなのかどうか、トゥクトゥクとほぼお揃いですね。いつか同乗させてもらおうかな(笑)。拡大版はこちら 時天空下車後、改めてじっくりトゥクトゥクの車両を観察。トゥクトゥクは、タイとラオスでタクシーとして運行されている車種であり、正式にはサムローといいます。日本では、全国各地に合計300台以上が輸入されて走っており、高速道路も走行可ということです。この車両、名古屋なのに車体には鹿児島と書いてあるところが面白いですね。拡大版はこちら


しばしトゥクトゥク観賞をした後、見慣れた普通のタクシーで会場前にやってきた(笑)、北太樹です。こちらも見るからに暑さが伝わってくる表情。あついと言えば北太樹は、場所後に挙式を控えていた、アツアツ真っ盛りの時期でした(笑)。場所も千秋楽に見事勝ち越し。おめでとうございました。 大関候補最右翼の妙義龍が場所入りです。名古屋でも人気は急上昇。歓声も非常に大きくなっていました。いやしかし、『固太い相撲』を地でいく実力者に育った妙義龍。上位戦の成績も申し分なし。このまま自身が一気に上がって欲しいところ。


旭天鵬と並ぶ大ベテランで、同じく旭天鵬と並んで多くの力士から一目置かれる若の里。この3日後に37歳になりました。何とも言えぬ風格が漂います。かつては三役の主。武蔵丸・朝青龍の2横綱には本当に強かった若の里ですが、もう横綱戦では7年間、白星からご無沙汰しています。 付け人を従えて場所入りする旭秀鵬。いや、それにしても涼しげな色の浴衣です。

お待ちかね、やって参りました!2年半ぶりに現役に復帰。八百長問題勃発の中で一度は解雇処分扱いとなった、蒼国来です。この日はどうしても、この力士の姿だけは撮っておきたかった。惜しくも顔が正面を向いているショットは撮れませんでしたが(早くから“場所取り”をしていたにもかかわらず)、復帰を祝福するファンと握手をする瞬間を捕えました。蒼国来、かつて大阪場所の宿舎が豊中の稲荷神社だった際、稽古を見学に行って、当時幕下だった蒼国来を沢山撮った事もありました。また、彼の出身地である中国内モンゴル自治区は、私も訪れたことがあり、その時の写真を是非一度本人に見てもらいたいと思っていましたが、解雇となり、そんなささやかな希望も幻になったかと思いました。しかし諦めなかった蒼国来は、裁判で見事に勝訴し、現役に復帰。或る意味、相撲史に残るであろう土俵復帰を果たした、その初日の場所入りで姿を見ることが出来ました。これだけでも貴重な思い出となりましたし、今後の蒼国来についても、写真がどうのこうのより、先ずは土俵で毎場所精一杯相撲を取り、もう一度幕内に定着して最高位を更新し、一場所でも長く、悔いの無いように相撲を取り続けて欲しいのみです。大変遅くなりましたが、本当におめでとう!!拡大版はこちら 蒼国来復帰初日。記念すべき場所入りの雄姿を一目見ようと、大勢のファンが花道を作っていました。もちろん、蒼国来が贔屓の応援団も数多し。稀勢の里の応援団に負けず劣らずでした。惜しくも本人の姿を撮れませんでしたが、この時、青い服に垂れ幕・ウチワを手にした大勢の応援団の輪の中を、蒼国来が進行していました。応援団の服や垂れ幕には、『おかえり 蒼国来』と書かれています。そう・・・・・、まさに「お帰り!」ですね。漸く迎えたこの日、まだ相撲は取っていないものの、久し振りの場所入りで大歓迎を受けた、蒼国来の心中やいかに??


『蒼国来フィーバー』が去った後は、再び平常モードでの場所入り出迎え。こちらは碧山です。浴衣の色は大変涼しいブルーですね。後ろの付け人の左手には、大きな風呂敷です。 前後に付き人を従え、場所入りするのは交野出身の勢です。左画像の碧山ともども、暑さに参っている様子の表情。


翔天狼の場所入りです。前頭二桁が定位置になって久しい翔天狼。かつて一発一中で横綱・白鵬を破った一番を憶えているファンは、果たしてどの位いるのか・・・・・? 鮮やかな紫色の浴衣で場所入りするのは、新入幕の徳勝龍。「相撲人形みたい」との声も・・・・・。何となく、昭和のお相撲さんをイメージするような風貌ですね。因みに稀勢の里と同い年です。拡大版はこちら


場所入りの時点で早くも気合いのこもった表情をしているのは、『平成の金時名寄岩』こと琴勇輝です。前場所、13勝2敗のハイレベル十両優勝でいざ再入幕。真価が問われる場所となりました。本人もそれは充分承知していたことでしょう。 こちらは『平成の猛牛琴櫻』こと豊響です。この力士が三役未経験なのが、今となっては意外・・・・・。


こちらは『平成版褐色の弾丸房錦』と言ったところでしょうか。当代浅黒系ナンバーワン。厳つい風貌では折り紙付き(?!)の松鳳山です。フィアンセから「三役に上がらないと結婚しません」と言われて、僅か4場所で三役に上がったあたり、なかなかの実行力の持ち主です。もし新妻から、「大関に上がらないと子どもは作りません」って言われたら・・・・・??? 何やら急いで場所入りしている風なのは富士東。後ろに気を取られている息子の手を引っ張り、「早く来なさい」と言っている・・・・・わけないですよね。この子どもは握手を求めて、何とかしてもらえました。その直後の瞬間ですね。それにしても浴衣の柄は、迫力満点の富士山です。


青系統を始めとする濃い色の浴衣から一転、目にも爽やかな薄紅色の浴衣に身を包むのは、宝デラックス・・・・・じゃない、宝富士です。地味ながら着実に番付は上げてきていますね。 この、見るからに暑くて敵わなさそうな顔をしている安美錦。この日見たどの力士よりも突出して早足急ぎ足で場所入りしていきました。丸で用事に急ぐオバちゃんの様に・・・・・。拡大版はこちら


安美錦と打って変わって、何とも大らかそうな、ゆったりした足取りで場所入りしてきたのは、舛ノ山です。この場所こそは久しぶりに勝ち越してほしいと願っていたのですが・・・・・。因みに去年の名古屋では11勝4敗で敢闘賞の大活躍。拡大版はこちら 鮮やかな緑の浴衣で魁聖が場所入り。キリッとした吊り目、縦長な顔、ブラジル出身力士ですが、どことなく顔が名取裕子と似ていると感じるのは、恐らく私一人でしょう。


身長に恵まれない力士の中では随一の実力者である、豊ノ島の場所入りです。ただ最近は三役からも遠ざかり、負け越しが続いていて少し寂しい・・・・・。 大関が登場です。先ずは琴奨菊。少年とガッチリ握手。この光景が見られるのも、変更された場所入りルートならではですね。この前の夏場所の千秋楽では、少々憎まれ役を勝ってしまったかな?そしてこの場所の千秋楽も・・・・・。拡大版はこちら


永年の寝屋川期待の星、豪栄道です。ここ数場所は、関脇を維持するのが精一杯という成績。今一度脱皮を遂げ、同部屋のライバル、妙義龍に先んじて大関を手中にするのか? さあさあ、この場にいた多くのファンがお待ち兼ねの力士がやって参りました。綱盗り場所と位置付けられた、稀勢の里です。ファンの握手に応じ、表情も落ち着いて見えますが、やはり内心では尋常ではないプレッシャーが掛かっていた?


若干無精ヒゲを蓄えたサムライの様な風貌で登場したのは、デッカく自分の四股名入りの浴衣を着た阿覧です。和風な緑が、一層ロシアのサムライの雰囲気を演出しています。 豪風の場所入り。同部屋の嘉風と番付が東西ペアになる確率は、角界随一を誇ります(笑)。しかしこの力士、まだそこまで年を取っている様には見えませんが、もう34歳なんですね。



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