平成25年大相撲春場所十一日目(前編)


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東 方

西 方

平成25年春場所、十一日目の観戦記です。例年、二度目の観戦は、火曜日である十日目の観戦が多いのですが、今年は祝日と重なった十一日目となりました。いよいよ終盤戦、優勝争いにも緊張感が増してくる頃の観戦です。雨に見舞われたこの日、気候はまだまだ寒かった。そんな中、先ずは恒例の場所入り撮影から。画像は豊響です。 新入幕の大岩戸が場所入りです。この時点では5勝5敗と五分。前日は黒星も前々日には勝って5勝4敗と白星が先行しただけに、迎えた終盤、勝ち越しの可能性も大いにありました。


丸で何かに困惑している様な表情で現れた(笑)のは栃ノ心。返り三役へのチャンスの場所で4勝6敗と黒星が先行しているため、先行きを憂いでいたのでしょうか?それにしても、栃ノ心の顔は、少しニコラス・ケイジに似ていますね。『角界のニコラス・ケイジ』と呼ばれる日は来ないのでしょうか・・・・・??? さあ、俄然拍手が大きくなりました。御当所のヒーロー、関脇・豪栄道の場所入りです。この時点で7勝3敗と勝ち越しに王手を掛けており、結びで横綱・日馬富士との対戦が組まれていました。ファンもそれを知っているだけに、声援に力がこもります。


「ハイ、ごめんやっしゃい、やっしゃい」という感じで、傘を片手にやや足早に場所入りしてきたのは、技巧派豊ノ島です。十日目で7勝3敗と勝ち越しに王手を掛けていたこの時点では、誰もが勝ち越して殊勲賞受賞を果たすと思っていましたが・・・・・。 当代『厳つい野武士ナンバーワン』、松鳳山です。特徴ある風貌に金色の廻しも相まって、御当所九州ではなくとも知名度・人気は急上昇中です。本当に、一度見たら忘れられない顔とはこの事ですよね(笑)。


さて、この2人は誰かの付け人なのでしょうが、私の真ん前で暫し待機していました。あまりにも目の前ドアップで、体のデカさを堪能するには持ってこいの状況だったので、思わず撮影しました。 左の2人の足元。ご覧の通り、素足に雪駄です。この日は悪天候な上、まだまだ寒かったのです。同じ場所に暫く立っていたら、足元からシンシンと冷えてきました。そんな時期であっても、力士の若い衆は常に素足です。着物自体も、それほど防寒にはなっていない筈。やはり鍛えて太ったら、身体自体が防寒構造になっていくのでしょうか?長年相撲ファンをやっていて、今さら素人のペーペーみたいな事を言いましたが、改めて思ってしまいました。


若い衆の2人が去って視界が開けたのち、車から降りてきたのは、横綱候補(期待度)ナンバーワンとなって久しい、稀勢の里です。大関在位8場所目の稀勢の里。この場所は前半から不本意で、6勝4敗と大きく崩れた成績になっていました。ただ、他の大関だと、6勝4敗でも「こんなもんか」という印象になってくるので、やはり稀勢の里は本来の地力が違うと見なされている事になります。静寂な表情での場所入り。拡大版はこちら 大関が登場した後で、新入幕力士がやってきました。双大竜です。初日から4連敗のスタートでいきなり幕内の洗礼を浴び、その後やや盛り返すも、この時点で3勝7敗と後が無くなっていました。


今度はまたしても大関。稀勢の里と共に、日本人大関として活躍が期待されている琴奨菊です。2日目観戦の時は初顔の平幕にあっさり破れ、3日目も連敗してどうなるのかと思わせましたが、その後6連勝して盛り返していました。拡大版はこちら 横顔アップ!北太樹です。地味ですが密かに闘志を前面に出した激しい相撲で、少しずつ番付を上げてきました。


これもなかなか写りはバッチリ。玉鷲です。この場所は不振で、9日目に早くも負け越しが決まってしまっていました。拡大版はこちら 関脇・把瑠都です。この場所、2日目の観戦の時には、時天空相手に振り回す様な豪快な投げ。本領発揮となるも、「あんな取り口だから怪我につながる」と、解説の親方からは苦言を呈されていました。この場所も、相性抜群の大関・稀勢の里には勝ったものの、トータルでは9勝6敗。再大関の土俵を踏む日は来るのか・・・・・・?


ノッシノッシと、臥牙丸の登場です。何やら考え事をしている様な表情にも見えたりして・・・・・(笑)。それにしても、この時もフレンドリーでしたね〜。出迎えたファンの列に対して、「ありがと〜。ありがと〜」ファンも大変喜んでいました。このぐらいのファンサービスが、あってもいいですよね(^^)。拡大版はこちら 少しピンボケですが、魁聖です。去年の夏場所千秋楽、旭天鵬が初優勝を決めた時、花道の奥で、旭天鵬の付け人らと共に優勝者を祝福し、握手を求めていたのが大変印象深いです。同部屋になった分けですからね。この場所の魁聖は不振でした。が、それはさておき、何となくこの魁聖、目がキュッとつり上がった感じなどが、女優の名取裕子に似ていると感じるのは、私だけでしょうか?


場所入り待ち伏せを終えて体育館内へ。この日は、東日本大震災の復興を支援するためのチャリティー販売が行われていました。店番を担当しているのは、右が東関親方(元幕内・潮丸)、そして暗くてさっぱり判りませんが、左が竹縄親方(元関脇・栃乃洋)です。竹縄親方は、前日は向正面の解説を担当していました。親方になると色々日替りで役割があって、忙しいですね。 会場内に入りました。最初にカメラに収めたこの一番は、旭秀鵬と大喜鵬です。左側、顔が見えている方が旭秀鵬ですが、同じモンゴル出身の時天空に、ちょっと顔が似ている様な気がします。一方の大喜鵬は、ハリキリボーイですね(笑)。


ハリキリボーイ、横転。旭秀鵬のほうが、落ち着いて捌いていたという印象ですね。両者はいずれも、翌場所に新入幕を果たしましたが、滑り出しは明暗を分けました。 こちら、背中をむけて立っているのが琴勇輝。無念そうな横顔が見えるのが玉飛鳥です。勝負が付いた直後で、勝ったのは琴勇輝、決まり手は引き落としで、玉飛鳥は土俵上で思わず手を付いてしまいました。


これより、東方幕の内土俵入りであります。この日も奇数日でしたので、先に東方から。花道を正対するアングルで撮影。 終盤、横綱を追随して優勝争いに残っていたのが、この隠岐の海でした。名前がアナウンスされると俄然大きな拍手が。この場所唯一の三賞受賞力士となり、翌場所は新三役のいい事ずくめ。今後は是非三役定着を。


こちらも成績こそ上がっていませんでしたが、初の上位挑戦で連日健闘し、星など問題にならない程の好内容の相撲を取っていた勢。2日目に観戦した時は、豪栄道との『おけいはん対決』も実現していました。この日も大きな拍手です。 2日目の土俵入りの時とよく似たショットをまた撮りました。左から、勢、松鳳山、阿覧。拡大版はこちら


土俵入り最後の簡易せり上がり(左)と、西方幕の内の土俵入り(右)です。花道でのズラリ行列を撮影。


左画像は、関脇・把瑠都土俵入り。大関復帰を期待するファンから大きな拍手です。そして右写真は、土俵上万歳三唱(ウソ)。



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