平成25年大相撲春場所二日目(前編)


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東 方

西 方

平成25年の大相撲春場所です。かつては開催中止という寂しい事もありましたが、もうその様な事は繰り返させません。今年もしっかり御当所場所が開催されました。ものの見事に全部が逆向きになっている幟の画像からどうぞ(笑)。今年は初めて2日目に観戦しました。通常、月曜日でしかも祝日では無い日に相撲観戦というのは有り得ないのですが、車いすの人と一緒の観戦で、車いす席が2日目しか取れなかった為に、何とか有休を取ってこの日の観戦と相成りました。 こちらも幟の画像ですが、『日馬富士関』だけこっちを向いてくれています。横綱、どうも有難うございます(笑)。ところで、この画像では見え辛いでしょうが、画面左側、ちょうど左から2番目に写っている人(紫のジャンバー)の上に、『ボディーメーカーコロシアム』というネーミングが表記されています。今年から大阪府立体育会館は、命名権売却により、上記の様に呼ばれる様になっているのですが、丸でピンと来ないですね。それと、飽くまで偶然の語呂的な問題ですが、『コロシアム』という語が、どうしても『殺しアム』と自分の中で響いてしまって、それが、今一この呼称に馴染めない理由なのかも分かりません。


ボディーメーカーコロシアムのロゴ表示です。大相撲の入場口とのコラボというのは、やっぱり違和感がありますね。テレビやラジオ放送の中継では本来の呼称をしているので、それはすごく良かったと感じています。ところで、画面ほぼ中央、青いジャンバーを着て右手に持つ携帯を見ている人、実は元関脇琴錦の秀ノ山親方なのです。私と一緒に観戦した友達は、親方の後ろを追っかけて声を掛け、振り向かせていました(笑)。あっぱれな行動力。帰りに今日一日の感想を聞いた時も、開口一番「琴錦に会えた〜!」と言っていました。 さて、恒例の場所入り待ち撮り≠ナすが、今年は絶不調(!!)でございました。というのも、左画像を使って説明致しますが、画面奥の方、暗くなっている屋根下で撮影をしたからです。去年は、手前の外の部分で存分に撮れたのですが、今年は空いていませんでした。そのためカメラの反応としては、手前が非常に暗く、奥が極端に明るい、被写体に必要な光が当たり辛い構図になった訳です。そんな中、写っている力士は臥牙丸です。臥牙丸は大変フレンドリーな力士で、出迎える客に、「ありがと〜う」と言葉を掛けながら入場していきました。


大関以下、当代注目度ナンバーワンは、やはりこの人です。え?誰か判別出来んって?スミマセン(汗)!大関・稀勢の里です。シャッタータイミング的にはバッチリだと思うんですけど、こんな写りにしかならない。いっそ、「これは誰でしょう?」と、なぞなぞのネタにしようかな(笑)。それにしても、この時現場は騒然。一瞬にして空気が変わりました。やっぱり人気は高いんですねぇ。 長身の、エキゾチックなサムライ登場・・・・・。そう、ブルガリア出身(エキゾチックも何も)の琴欧洲です。春場所は6日目から休場してしまい、それも2日目から4連敗と散々な成績でした。しかし、この2日目の場所入りの時点では、まだ初日の白星が最後の取組。途中休場してしまうとは思いませんでした。


大関・琴奨菊です。一緒に観戦した友人は、この琴奨菊をかなり贔屓にしている様でして。去年は観戦出来なかったのですが、その時も私にしてきた伝言は、「琴奨菊の撮影頼むで〜」でした。 阿覧です。この力士もなかなか、場所入り中もファンサービスに応じて記念撮影をしたりしていました。臥牙丸、阿覧、やはり民族性なのか、お客の前ではフランクですね。和製大関2人との好対照が面白い・・・・・。


こちらは帰化した日本人、旭天鵬です。昨年夏場所の奇跡の最年長優勝は、まだまだ忘れていません。平成4年春場所初土俵、モンゴルから来日して、22回目の『門出場所』を迎えました。 旭天鵬らの活躍によって、モンゴルからやってくる力士は増え、今や全く珍しく感じない数の幕内力士が誕生しました。そのモンゴル出身の幕内力士に、どうやら近く名を加えそうなのが、この貴ノ岩です。部屋継承時点で関取だった貴ノ浪を別とすると、貴乃花部屋の関取第一号。新入幕を狙うモンゴル勢としては最新鋭の貴ノ岩は、貴乃花部屋の関取としてはパイオニアとなります。果たして郷土のパイオニア、旭天鵬との対戦が実現出来る日は来るか・・・・・?拡大版はこちら


さて、取組ですが、貴ノ岩の対戦相手は、巨漢天鎧鵬でした。土俵際、天鎧鵬の懸命のうっちゃり。貴ノ岩は両足が浮いています。天鎧鵬の右のかかとは、僅か数ミリの差で土俵外の土に触れていない様に見えますが、果たして決まったのか・・・・・!?拡大版はこちら 館内物言いが付きました。恐らくポイントは天鎧鵬の右のかかとだろうな、と思いました。左の画像で見ても、本当に際どい残り方です。そしてわたくし、不覚にも、最初にどちらに軍配が上がったか失念してしまいました(詫)。結果は天鎧鵬の勝ちと決まりました。


画面右側、豪快に塩を撒くのは旭日松です。当代の水戸泉(笑)。もし、土俵下に錦戸審判がいたら、この光景を見て何を思うか・・・・・?そして画面左上なのですが、琴勇輝を応援する横断幕が掲げられています。左半分の2行の文字は見え辛いと思いますが、上行に『小豆島応援団』、下行に『頑張れ』と書かれています。これは琴勇輝、今日は負けられないぞ・・・・・。 さて、その前に先ずは旭日松です。相手は巨漢の千代鳳。何となく、若き頃の大乃国がダブってくるのは気のせいでしょうか?時間一杯から立ち合い、勝負は千代鳳が勝ちました。


さあ、琴勇輝登場です。杵を持つ呼び出しが土俵中央にいるという事は、十両最後の一番という事ですね。相手はこちらも注目株の大喜鵬。盛り上がるにはなかなか良い相手ですね。右側、まだ髷しか結えていない大喜鵬も、気合い充分の表情をしています。 見よ!この堂々とした瀬戸の金時、琴勇輝を!塩を鷲掴みに仁王立ち姿、画になっています。共に気迫を顔に出す者同士の対戦で、楽しみですね。拡大版はこちら


制限時間一杯、最後の塩を撒きます。怒れる金時、琴勇輝の顔は真っ赤になっています。 おーっと!何と立ち合い変化した大喜鵬の叩き込みの勝ち。勝負はあっけなし。それにしてもこれからの若手なんだから、変わらずに真っ向勝負で挑んでほしかったです。こんな相撲でドヤ顔をされたのでは、将来が暗くなってくると思いますよ。何も出来ずに転がされた琴勇輝、無念でしたね。


幕の内土俵入りです。偶数日のこの日は西方から。先頭をゆくのは、幕尻に踏みとどまった、新入幕から丸15年の大ベテラン、若の里。その後ろは新入幕の双大竜。新旧対照の土俵入りです。 こちらは体格差好対照。166cm、131kgの磋牙司に、190cm、196kgの佐田の富士が続きます。大人と子どもの差という言い方をしては磋牙司に失礼かも知れませんが、本当に体重体型無差別の大相撲ならではのこの並び、この面白さです。


こちらは再入幕の常幸龍です。初場所、幕内に踏み止まるだろうと予想しながら、惜しくも十両に落ちてしまった、こちらも期待の新鋭ですが、一場所で再入幕を果たしてきました。この勢いがいつ地力に展化するのか、お楽しみ。拡大版はこちら 大阪場所、大スター豪栄道に負けず劣らず、拍手喝采だったヒーローが中央に写る勢です。初めてこの四股名を聞いた時、『いきおい』という言葉がそのまま四股名になっている事に対し、何となく違和感を覚えました。余りにも一般的な用語が四股名になっていたからです。丁度政党でいうところの、『みんなの党』みたいな(笑)。だけど慣れの力とは凄いもので、今では私の中でもすっかり定着しました。出身は交野市。豪栄道に次ぐ、『おけいはん』出身力士です。拡大版はこちら


土俵入りの締め。両手を上げる所作です。本来、正式な土俵入りというのは、横綱土俵入りの形。それが簡略化された幕内・十両土俵入りでは、画像のこの所作は、せり上がりを意味しています。昔は肘を曲げて、ちょっと両手を上げるのが一般的だったこの『簡略化せり上がり』は、今では両手を高く伸ばして、バンザイのせり上がりの様になっています。これも時代の変化というやつですかね。 代わって東方、幕の内土俵入りです。先頭をゆく力士は、新入幕の大岩戸。予想番付では、まさか入幕を果たすとは思っていなかった力士です(失礼)。幕下15枚目格付け出しデビューですが、新十両から苦節8年、31歳10ヶ月で新入幕の遅咲き力士です。初日は黒星でのこの2日目、苦労人が大輪を咲かせるか?と言えるところでしたね。拡大版はこちら


向かって一番右が大岩戸です。新入幕での土俵入りは、一生の思い出となる事でしょう。ましてスロー出世を果たしたのなら尚更です。右から4番目の栃乃若も、私の地元豊中に隣接している、兵庫県尼崎市出身。府内の『おけいはん』以上に御当所力士です。 簡易せり上がりの両手上げ。こちらもやはり、バンザイ派が圧倒的多数を占めています。まあ特に何も指摘されないという事は、これでもいいのでしょうね。違和感どうこうと言ってしまうのは、単純に私が古いからでしょう(笑)。


西方より、横綱・白鵬土俵入りです。西方・・・・・そう、日馬富士が昇進して2横綱時代が復活してから、初の御当所場所となりました。それだけに、車いす席での観戦で、この角度で横綱、それも先輩・白鵬の土俵入りを撮れるというのは、新鮮に思えたものです。そもそも西の横綱がいるという事自体、2横綱がいて、しかも両方出場しているという証なのですからね。拡大版はこちら この場所の角界最高位。東横綱の日馬富士は、ご覧の角度での撮影となりました。白鵬に比べると、やや腰が上がったままで、お尻が後ろに突き出ている感じですね。やはり小兵ゆえ体系的にやや『綱に引っ張られている感』があるのは、致し方のないところです。


土俵入りの最中は終始顔を写せないので、ご覧のタイミングでシャッターを切りました。決して上手く写せたとは言えませんが、露払い宝富士、太刀持ち安美錦の同部屋幕内を従えての、横綱3場所目 日馬富士です。 中入り後の取組です。土俵上、四股を踏まんとしているのは、御年37歳の老雄、若の里です。数多くの苦労を乗り越えて、いぶし銀の味が滲み出た表情になっていますね。



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