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東 方

西 方


平成20年春場所。2度目の対戦は、従来通り、私単独での観戦
でした。千秋楽の前売り券が早々に売り切れて取れず、10日目
の観戦となりました。さて、これは十両土俵入り2番前の取り組み。
ちょうど右側の力士が勝ったところなのですが、ロシア出身の
阿夢露です。筋骨隆々とした体型。近く、また一人、ロシア勢の
関取が誕生しそうな予感がしますね。拡大版はこちら

土俵下、審判を務める、元大関・大受の朝日山親方を撮ったものです
が、頭の形が何とも特異ですよね。これは入門時、身長が足りなかった
ためにシリコンを注入したためで、大受が入門した当時は、一度注入
したシリコンは技術的に除去不能でした。そのため、頭の形状が変形
したまま現在に至っているわけです。シリコンと言えば、舞の海も
シリコンを入れて入門したのは有名な話ですが、舞の海の時は、技術
が進んで除去可能となっていました。拡大版はこちら



十両土俵入りです。中央の右に土佐豊、左に千代白鵬の姿が
あります。そしてその左ですが、駿傑です。駿傑はこの春場所を
最後に引退しました。かつて、師匠の定年で引退した琴ノ若の、
最後の対戦相手となった駿傑、どうもお疲れさまでした。

こちらは東方十両土俵入りです(左画像は西方)。しんがりを
務める土佐ノ海は、一昨年以来の、春場所での十両の土俵です。
そして後ろから5人目には玉乃島の姿が見えますね。この力士は
とにかく、もう一度三役まで上がってほしい人です。



幕下上位五番の取り組みですが、久しぶりに大雷童を撮影
しました。かつては十両にいて、入幕も期待していたのですが、
このところは幕下で低迷しています。

勝負がついた瞬間です。相手は大勇武でしたが、敗れて
しまいました。腐らずに、再十両を果たして欲しいです。



さて、この日、私は花道から支度部屋までの間にあって、力士の
通り道となっている通路に立ってみました。春場所では、会場建物
の構造上、力士が花道から支度部屋に行く間に、一般通路を経由
します。これは他の会場では見られない、春場所独特の光景です。
ご覧のように、花道を下がってくる力士を迎えて、声援を送ろうと
するファンで、通路は混雑しています。この画像のすぐ右側が、支度
部屋となっています。逆に支度部屋の扉が開いて、土俵に向かう
力士が現れた時も、ファンは声援と拍手を送りますね。正面に写る
扉の向こうが花道に通じる通路で、取り組みが終わるごとに、ここ
から勝者の顔、敗者の顔をした力士が、引き上げてくるのです。ファ
ンサービスが旺盛な力士は、ここでハイタッチをしたり、サインに応
じたり・・・・・。実はそんな或る力士を、私はこの時待っていたのです。

ハイ、その或る力士がやって参りました。北桜です。いつもは塩撒き
や土俵上での表情を撮っている私ですが、この日は支度部屋の前で
待ち伏せ≠オていました。因みに支度部屋から土俵に向かう時も
この場所で見送っています。勝った時は、北桜はこの場所でファンと
ハイタッチをします。しかしこの日は残念ながら負け。従ってハイタッチ
はありませんでした。しかし、子どもからサインをお願いされると、北桜
は嫌な顔一つせずに、丁寧にサインに応じました。これがこの力士の
人気の秘訣。子どもにとっては、いい思い出になった事でしょう。



こちらはサインに応じる北桜を、少し前の位置から撮りました。
まるで巡業中の一コマの様ですね。この後北桜は、この子どもや
ほかのファンとの記念撮影にも応じていました。いや、本当に
ファンに親切な北桜関。見ていて感動しました。

かなりブレがひどくて、北桜の男前の顔が崩れて写ってしまい
ましたが(失礼!)、最後は子どもとの握手にも応じていました。
つい先ほどまで、土俵で真剣に戦っていたのです。それが、
土俵を離れれば、すぐにこの優しい表情。見事だと思いますね。



さて、北桜を撮影した後は、再びカメラを土俵に向けました。
十両最後の一番、土佐ノ海が登場して、今、勝負がつきました。
この場所、最後まで好調で10番勝った土佐ノ海が、この日も
自分の相撲で勝ちました。あと2年は取れますよ!土佐関。

勝ち名乗りを受ける土佐ノ海ですが、体も一時期やや萎んだかに
見えた事もあったのが、再びふっくらして見えました。



西方幕の内土俵入りです。人気力士で、この場所復活してきた
豊真将が、ちょうど中央に立ちました。その左、高見盛は目を
つむっているように見えますね(笑)。

土俵下に、大関・千代大海と大関・琴光喜がいます。両者同い年
ですが、かたや在位55場所の歴代最長にして最古参の大関。
こなた在位4場所目の最新鋭大関です。そして画面左端には、
地元のホープ、若麒麟。人気も上昇中だと思いますが・・・・・。



代わって、東方幕の内土俵入りです。先頭の皇司は、4連勝の後、
5連敗となっていました。その後、海鵬、嘉風と、小兵が続きます。

こちらは一転、巨漢の岩木山。そしてその後ろが、寝屋川市や
京阪沿線のファンの間では特に期待の星、豪栄道です。その
後ろは北勝力で、和製強面が続きます。拡大版はこちら



右から、時天空、鶴竜、朝赤龍と、モンゴル勢が3人続きます。
そして和製ホープの稀勢の里を挟んで、安馬もモンゴル勢の
大関候補。しんがりは長老大関、魁皇です。

西方より、横綱・朝青龍、土俵入りであります。在位6年目。
大関時代からカメラに収めてきた朝青龍の姿も、もう何枚撮った
ことでしょうか?2場所出場停止がありましたが、私自身は、
一度も休場にぶつかった事はありません。拡大版はこちら



雲竜型の土俵入りですが、私が相撲ファンになった当時の
3横綱(千代の富士・北勝海・大乃国)が全員雲竜型だったせいか、
今でも、この雲竜型に対して馴染みが強いです。

せり上がりの後です。真正面から撮れるの席に座れた
のは、良かったですね。また次回も・・・・・。



代わりまして、西方より、横綱・白鵬、土俵入りであります。化粧回し
が十分に長い分、土俵入りの姿はこちらのほうが風格を感じます。
歴代の名横綱と比べてもそん色ないですね。拡大版はこちら

これより不知火型土俵入り、3連写です。まずは一枚目。
もう少し腰が下りた瞬間を撮れれば、なお良かったかも・・・・・。



続いて2枚目。こちらは腰の下り具合はいいと思うのですが、僅かに
体の向きが、向かって左(本人の右)に傾いている様に、見えなくも
ないです。やはりせり上がりって難しいですね。拡大版はこちら

最後に3枚目。せり上がりが後半にきたところ。これからも、
最高に美しい、土俵入り画像を追求していきたいです。



中入り後の取り組みです。左が栃煌山、右が豊真将という
ホープ対決です。豊真将は、気合いが入ると口元をやや
尖らせるような表情になる特徴があります。

立ち合いです。突っ込んでいるのは栃煌山のほうに見えます。
豊真将は顔がやや横向きに。栃煌山が押し込もうとします。



栃煌山が圧力勝ちしてグイグイ攻めます。豊真将は足が宙に
浮いてしまいました。行司も慌てて避けます。結局栃煌山の勝ち。
8勝1敗同士の好取組でしたが、栃煌山が1敗を守りました。

こちらは塩を撒く垣添です。4年前のこの場所では、小結を務めていま
した。最近は幕尻近くで低迷していますが、上位相手に、ヤンチャ顔の
闘志を剥き出しにして、ぶつかって欲しいものです。それにしても、
かつての武双山を思わせる銀色の締め込み、すっかり定着しました。



二人合わせて73歳という、皇司と玉春日の超大老対決。皇司は
関取最年長。幕に上がれば、その時点で玉春日は、幕内最年長の
座が返上となります。これからも末永く取って欲しい両者です。

成績はともに4勝5敗でしたが、やはり連敗中の力士のほうが、
どうしても分が悪くなります。玉春日は中日、9日目と2連勝中
でした。しかし、この翌日から4連敗で、結局負け越しました。



さてさて、先ほど、土俵入りの時は『瞑想モード』にも見えた
高見盛が、『ゼンマイ全開モード』で入場してきました。
この時を、観客は待っていました。拡大版はこちら

高見盛の2番前、川西市、そして阪急宝塚線・能勢電鉄沿線の
ファンのホープでありましょう、若麒麟が土俵上です。



この日は巨漢、岩木山が相手でしたが、圧力に土俵下まで
吹っ飛ばされてしまいました。完敗です。

「あ〜!地元なのに悔し〜い!」という気持ちが表情に出ています。
夏場所は十両で出直しですが、早々に再入幕を果たして、今度
こそ、定着して欲しいですね。来年の春も、幕内で。



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