平成十六年大相撲名古屋場所中日(前編)


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東 方

西 方

各画像の下に、解説の文章が書かれています
絶好の天気にも恵まれた観戦当日の名古屋。
かつて名古屋城を囲んでいたのであろう石垣に沿って、
のぼりが立ち並びます。都会のド真ん中の大阪、
また、港町の神戸にもマッチするこののぼりですが、
純日本的な『城公園』には、とりわけよく似合うように思います。
各画像の下に、解説の文章が書かれています
ふれ太鼓がたたかれる台がそびえます。
少々地面が不安定のようにも見えますが、
呼び出しさんは難なく上までのぼるのでしょうね。



愛知県体育館全景です。
およそ旧くからの城公園にふさわしくない近代的な建物。
これまでテレビ中継で名古屋場所会場外観が出てきても
あまり記憶に残っていなかったのですが、
このような堂々たる建物で、毎年行われていたのですね。

左の写真の、丁度真ん中辺りに写る階段を数段上ったところから
撮影しました。前にある駐車場に、力士を乗せた車がやってくるのです。
それを(関取衆の場所入り)を一目見ようと、
沢山のファンが待っていました。



初めて入った、愛知県体育館の中の様子です。この時はまだ
十両土俵入り前だったので、満員御礼の垂れ幕は下がって
いません。桝席も空席が目立っています。それにしてもクーラーが
非常によく効いていて、少し効き過ぎるぐらいだったように感じました。
普段テレビを見ている時に、中継のアナウンサーがよく
「冷房の大変よく効いた、愛知県体育館です」と言っているのを
聞いていましたが、まさにその通りでした。

館内見物に、廊下を歩いていた時に見つけた張り紙です。
一瞬『節水』かな?と思ったのですが、『節“煙”』だったのですね。
このような張り紙(というより言葉)は一度も見た事が無く、
ちょっとビックリしてしまいました。しかし私の様な、煙が苦手で
喘息も持っている人にとっては、有難いといえる一言かも知れません。



これより十両の土俵を何番か。まずは萩原です。ご存知、
17歳9ヶ月で十両昇進が決まり、北の湖を抜く歴代2位の年少記録を
樹立した期待の星。史上最年少関取の貴花田(のち貴乃花)と、
3位となった北の湖は共に横綱に昇進し、優勝回数20回を越える
大横綱になりました。果たして萩原はどうなるのでしょうか?

さて、新鋭で現役最年少関取の写真をアップした後は、一転して
ベテラン32歳の写真をアップ。少々写りが悪くて申し訳ありませんが、
元小結・和歌乃山です。これより5年前の平成11年名古屋場所、
実に29場所ぶりという間隔入幕を果たしたのは記憶に新しいところ。
まだ老け込まずに、再幕内定着を果たしてもらいたいですね。



『ウヴォーー!』と大きく両手を広げた独特の気合注入をする
隆の鶴。高見盛ほど注目を集めたり館内の笑いを誘ったりする事は
無いでしょうが、なかなかインパクトのあるパフォーマンス(?)です。
闘牙そっくりの隆の鶴ですが、早く再入幕を果たして、その闘牙との
対戦を再び実現させて欲しいです(秋場所、闘牙が十両に落ちますが)。
本当に、かつての琴稲妻と薩州洋との一番以上の、
『なんちゃって双子対決』です。

こちらは露鵬と豊ノ島の対戦、取り組み中の画像です。第二新弟子
検査で通ったという身長171cmの豊ノ島。対する露鵬は身長
193cmの長身力士です。上背の無い豊ノ島が、露鵬に頭を付ける
体勢、左をのぞかせています。勝負は結局、小兵の豊ノ島が
勝ちました。露鵬の今場所の連勝は5でストップ。



こちらは愛知県一宮市出身、御当所力士の朝乃若です。
人呼んで『元祖パフォーマー』。かつては蛙の様な仕切り、そして
塩をやたら激しく土俵に叩きつける仕草で館内を沸かせました。
締め込みも非常に派手なレモンイエローを付けていた時期が
長かったのですが、現在は新十両の時の青色になっています。
一時、これまた派手な“ライトワインレッド”の締め込みを付けて登場、
館内の話題を誘ったものでしたが、僅かな期間で消えてしまいました。
改めて現在のこの塩まきのポーズ、時間一杯の時ではなかったと
思いますが、現在の大関・千代大海似の撒き方に見えます。すっかり
鳴りを潜めたパフォーマンスですが、確かに本場所で余りやり過ぎる
のは感心出来かねるかも知れませんが、花相撲や巡業では是非
ハメを外して(?)、見せて欲しいですね。こういう『見せ方』で
楽しませるのも、逆に必要ではないか?と思いますし。

幕の内の土俵入りです。丁度たまたま偶然真ん中に写った力士は、
豊桜です。ベテランで地味な印象の豊桜。兄の北桜に比べると、
何とも物静かなイメージです。が、実はこの力士こそ、名古屋場所は
大健闘して実に12勝3敗の大勝ちを遂げ、敢闘賞を受賞しました。
最後の表彰台に立つ力士がうまく真ん中に収まっていたというのも、
何か気分がいいと同時に不思議な気持ちがします。



幕内土俵入り2枚目の写真です。右に写っている力士こそ、
名古屋では人気ナンバーワン、愛知県岡崎市出身の琴光喜です。
大阪でもそうですが、土俵入りの際の、御当所出身の力士に対する
声援の大きさを生で聞けるのも、なかなかの味わいだと思います。
琴光喜の隣に立つのは、史上最長の万年大関候補(?!)、若の里。
そして左側、土俵に上がらんとしているのは、大関・武双山です。

横綱・朝青龍、土俵入りです。これも撮影が下手くそで写りが悪く、
正直悔いが残るところです。丁度雲竜型のせり上がりのところ。
土俵入りの各所作の中でも、この状態が一番好きです。しかし
本当に貫禄が出てきました。露払いは闘牙、太刀持ち朝赤龍。



さて、中入り後の取組です。しばらく観戦に熱中して撮影を忘れ(爆)、
最初に撮った一番はこれです。左が白鵬、右が栃乃洋。白鵬は、
追風海戦で惜しい取りこぼしをしてしまいましたが、あれが無かったら
単純に考えて成績は12勝3敗。ならば新入幕から2場所連続12勝
というのは、史上初の快挙となるところでした。実際は11勝だった
分けですけど、それでも新入幕から2場所でどちらも11勝以上
というのは、非凡の他何でもない成績だと思います。あの朝青龍で
さえ、幕内最初の2場所は9勝・9勝だったわけですから。漸く二桁に
届いたのは入幕5場所目で、しかも10勝止まりでした。それを思うと、
白鵬の躍進ぶりというのは、凄まじいものがあると言えます。

満員御礼の垂れ幕が下がった館内です。
中日八日目だけあって、中入り後の時間になると、
いよいよ満員御礼の客入りになってきました。この後、館内の
ボルテージがどこまで最高潮に達するのか?乞うご期待。



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