各画像をクリックしますと、拡大版をごらんいただけます。
なお、チェック対象地域は基本的に、私が暮らしている大阪府北部です。

阪急バス車内

ひとくちメモ:ノンステップバスを利用するには

どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1
ノンステップバスの車内です。ちょうどまん中の入口扉のすぐ後ろから撮影したものですが、ドアのすぐ横に、白に左がわ赤い線の入った板のような物が見えます。日頃電車をよく利用する人は、「見覚えがあるな」と思われるかも知れませんね。そう、これは電車のドアとプラットホームとの間に敷くわたし板です。電車の物と全く同じものが搭載されているわけですが、バスの車内にわたし板が備えられているのを見たのは、この日が初めてでした。まだ使われているところは見たことがありませんが、「バスでもわたし板が活躍するときがあるんだ」と思いました。

撮影:2003年10月23日
画像2 
車内前部に設置されている、運賃表および行き先案内表示です。聴覚障害者にとっては絶対に必要な情報源だと思います。停留所で発車待ちをしている時は、現在いる停留所名が表記されるわけですが、このような設備、実は阪急バスではまだまだ少ないのが現状です。2000年頃から見られるようになったのですが、文字も大きく表示されて見やすいので、もっと速いペースで増えてほしいと思います。ただこの写真は、非常に明るい(快晴)のときに撮ったので、少々見えにくい部分がありますが。
※このタイプの運賃表は現存しません。

撮影:2004年4月15日
画像3
こちらはまだ福祉対応型(低床車両)になる前の年代の車両のうち、車内がバリアフリー仕様に改造されたものです。
拡大してご覧いただくとよくわかると思いますが、床が画像1のものと同じように、すべりにくい材質になっています。高齢者が雨の日などに足をすべらせるのをふせぐ目的があると思われ、これは安全面でも大変よい策だと思います。さらに左端近く、座席と天井手前の手すりとの間に、縦向きの手すりも増設され、より車内で体を支えやすくなっています。
惜しいと思ったのは運賃表が、画像2のような行き先案内が大きく表示されるものに取り替えられていないことと、縦向きの手すりが全部の座席ついていないことですね。
※このタイプの車両は全て引退しました。

撮影:2004年4月6日
画像4
現在のところ、もっとも多く見られるタイプの車内です。床は、画像3と比べていただくとよくわかると思いますが、のっぺりしてツルツルな感じがします。また、同じく画像3で見られた「縦向きの手すり」も、こちらの車内ではいっさい付いておりませんでした。
さらに運賃表も、表示機そのものがなく、「大人210円(小児110円)」と書かれたプレートだけが貼ってあります。プレートの文字は大きくていいのですが、画像2と比べると、簡素でやや不親切という印象も受けてしまいます。この写真のバスが、運賃がずっと変わらない路線を走るというのはありますが、それでも停留所案内における、聴覚障害者への配慮を考えても、画像3のバスともども、画像2のような表示機の設置が望ましいと思います。この画像は昼間の撮影ですが、夜間の走行中に運賃を調べようとした場合、暗くて見えないという問題点もあります。
※このタイプの車両は全て引退しました。

撮影:同上
画像5
これはワンステップバスの車内の一部を撮影したものです。画面上端のまん中が出口の扉(前扉)にあたります。
このバスで私が思ったのは、画面まん中あたりに写っている、とがったカドの部分です。
床に対して、四角いものが置かれているようにも見えますが、これは右前輪部分の延長線上に設けている荷物おき場です。
この、とがったカドの部分は、もし転倒して頭をぶつけたりした場合、大怪我にもつながりかねません。また、足の、ちょうど弁慶の泣き所の部分にも相当する高さのため、急ブレーキなどで思わず足が動いてこのカドでぶつける可能性も、ないとはいえません。
最近、車内でちょろちょろ走りまわる小学生の乗客も目立っていることで、ケガをふせぐためにも、まともにとがったカドは、表面を詰め物入りのカバーでおおうとか、何らかの処置が必要だと思います。

撮影:同上
画像6
これも画像5と同じく、ワンステップバスです。ちょうど、まん中の入口扉とその後ろの座席を区切る仕切りの部分ですが、ご覧のとおり、運賃表示がはってあります。この位置にはってくれると、たとえば車いすの人が乗っていて、前が混んでいるとき、楽に運賃を確認することが出来ます。とくに車いすの人は目線の位置が低いため、この位置に表示するのは大変有難いものになります。この処置は、他の車両にもぜひ普及させてほしいと思います。ちなみにこの車両の運賃表は、画像2と同じ、聴覚障害者にも考慮したタイプでした。
なお、全く同型の車両で、この表示がはられていない車両もあります。

撮影:2004年4月7日
画像7 
パッと見たら、扉を写したかったかのように見えるこの画像ですが、実は最後部の、いちばん扉寄りの席を撮影しています。ちなみにこのバスは、うしろに入口があるツーステップ車両です。この席に座ると、終点でおりる場合をのぞき、ある問題が発生します。それは、降車ボタンの位置が非常に遠いことです。席の左側は、行き先表示の字幕の収納箱になっていますので、ボタンが取り付けられません。また、前は通路がのびていて仕切るものが一切ありませんので、どこにもボタンを設置できません。その結果、おりたい人は、窓側の席の人にたのむか、そうでなければ席を立って、天井に取りつけられているボタンを押すしかないのです。もし窓側の席の人にうまく頼めないと、降りられないまま停留所を過ぎてしまうことになります(他の人がたまたま押せばいいですが)。また、天井のボタンを押す場合は、あまり身長が高くない人だと、立った上に背伸びをしなくてはならなくなり、高齢者などは危険です。障害者のためのバリアフリーという視点からは少し外れますが、この席に座った人のための降車ボタンを、すぐ前の手すりにぜひ設置してほしいです。
※このタイプの車両は全て引退しました。

撮影:2004年4月27日
画像8 
画像7の最後にふれた、手すりに降車ボタンが取りつけられているバスの一例です。このような車両も年々増え、立っている人にとっては、少し前へ体を伸ばして側壁のボタンを押す、ということをしなくても済むようになり、大変楽になったと思います。もう少し低い位置につくと、車いすの人も押しやすくなりますが、立っている人の膝や荷物がボタンに当たりやすくなるというのもあるので、少し難しいかも知れません。いい方法を見つけたいものですね。

撮影:2004年8月22日
画像9 
2004年に登場した、豊中市内を走る新しいノンステップバスです。今までのノンステップバスとの最大の違いは、出入り口ふきんの手すりが、すべて黄色(=警戒色)となっていることです。これは今年度よりノンステップバスが、国土交通省の定める標準ノンステップバスの規格に沿って造られているためで、手すりが警戒色の場合、弱視の人には見えやすくてよいかも知れません。

撮影:2004年6月3日
画像10 
上の写真と同時に撮ったものです。手すりの色とともにもう一つこのタイプで変化したことは、座席の並びかたが、今までは乗った突き当たり、つまり、運転席のある側に、収納可能な一列シート(通勤電車と同じ)があったのに対し、このバスでは反対側、出入り口のドアがある側の席が一列シートになっていることです(上画像参照)。
運転席側の席はすべて進行方向を向いた一人がけの席となっていますが、車いすの人が乗ってきた場合は、背もたれを前に倒して、座席を90度たおします(ちょうど、補助席をたたむのと同じ状態)。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像11 
画像3と画像4を見比べていただきたいのですが、画像3がバリアフリー化改造車、画像4が未改造車ですね。そして、この2つのタイプの合いの子のような車内がこの画像です。縦向きの手すりは増設されていますが、床はもとのままで、滑り止め用材質にはなっておりません。これは、手すりは必要でも、床はもともとの状態で問題はないと判断されたからなのでしょうか?せっかくていねいな仕上がりになったのですから、全車両とも画像3のように車内更新してほしいですね。
※このタイプの車両は全て引退しました。

撮影:2004年8月31日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像12 
この画像は(下2枚も)車内の画像ではないのですが、車内に収納されているスロープを引き出したところということで、こちらに掲載しました。
これはワンステップバスで、ちょうど電動車いすの人が乗るところへ偶然居合わせていていました。スロープがセッティングされた状態ですが、このスロープ、一見電車の駅で見られる渡し板ソックリなので、一瞬「え?」と思いました。従来、バスの床下から水平に引き出されるタイプのスロープというのは、金属板で、色も金属そのままの銀色をしていました。しかしこのバスのスロープは、電車の渡し板のデザインそのもので、画像1で見られるような、車内に縦向きに装着されているタイプのスロープ(これは正真正銘の渡し板ですが)と形を統一させたのではないかと思われます。

撮影:2004年7月22日
画像13 
電動車いすの人が乗っている最中の状態です。歩道からの乗車となるわけですが、やはり相当急な傾斜となり、運転士が後ろから押さないと、なかなか自力だけでは登りきれないようです。ちなみにこの時、バスは普通に停まっていて、いわゆるニーリング(Kneeling=車体全体を歩道方向へ傾け、車両の床の高さを少しでも地面に近づけること)はしていなかったように見えました。もししていたら、もう少し傾斜がゆるやかだったでしょうし、実はニーリングをしていたのであれば、これ以上傾斜はゆるくならないということです。
この車いすの人は、乗りなれているせいか、画像12の位置からそのままスムースに乗車しました。

撮影:同上
画像14 
電動車いすの人が乗ったあと、スロープを床下に戻すところです。従来のスロープとは違い、このスロープは折りたたみが可能なタイプでした。というより、普段は折りたたまれた状態で床下に収納されており、引き出す時は、まずそのまま引き出してそれから左右に広げ、元に戻すときも先にまん中へ折りたたみます。画像12でも述べたように、このスロープは渡し板ソックリで、本当に『引き出し型』のタイプなのか?と思う方も、おられると思います。いちおう、引き出し型であることをお伝えするために、左画像の、ちょうどスロープが収まるスペースの部分を、白いやじるし(←)で示してみました。画像をクリックして拡大版でご覧いただくと、よりお分かりになれるかと思います。

撮影:同上
画像15 
こちらはノンステップバスの車内になります。左側に、ふたが開いている薄幅のボックスのような物が写っていますが、これが渡し板の収納箱です。位置としては、入口から乗った突き当たり、ちょうど車いすの人が乗るためにたたまれる座席(左端にわずかに写る)の横になります。つまりこのバスでは、客室内に渡し板の収納ボックスがあるわけで、位置も画像1のバスとは違います。いろいろなタイプがありますね。

撮影:2004年9月20日
画像16 
これは車いすの人が乗車後、運転士が渡し板を収納箱にしまうところです。それにしても、この位置に収納箱があることは、実は最初は知りませんでした。てっきり床下に収納されているものとばかり思っていたので、意外だと思いました。だけど、また一つ勉強になりましたね。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像17 
2006年に製造されたノンステップバスの車内ですが、画像9のものと見比べてみて下さい。今回のバスでは、入口付近の手すりの色が、オレンジ色に変わっているのが分かったかと思います。2004年製では黄色でした。現在のバスは、画像9でも述べておりますが、国土交通省の定める標準ノンステップバスの規格に基づいて造られており、そのため、出入口付近の手すりが黄色だったのですが、今年からオレンジに変更になったのでしょうか?ちなみに2005年製も黄色でした。

撮影:2006年4月4日
画像18 
もう少し、出口(前扉)付近もフレームに入るように、少し位置を変えて撮影しましたが、手前の手すりが大きく入り過ぎていますね。この手すりのデザインも、ここ3年で微妙に変化しました。ちなみにこの車両は日野製で、メーカーごとに手すりなど、各パーツのデザインも異なります。ところで、2006年製のバスから、床のデザインも少々変わりました。これまではこちらの画像のように、滑りにくい材質の、細かい凹凸のある物だったのですが、今回から凹凸が無くなりました。

撮影:同上
画像19 
さて、こちらも2006年になって造られたノンステップバスで、メーカーも上の画像のものと同じです。前の扉が開いている状態を、外から撮影したものですが、よくご覧下さい。扉手前の手すりは黄色になっていますね。同じ2006年製でも、上の画像ではオレンジに変わっていて、この画像では黄色のままです。これはどうしてなのでしょうね?国土交通省が、規格の中に2色を対象と定めたのでしょうか?それにしても、このデザインのバスは出口も本当に広いのですが、車いすの人は専ら真ん中扉から乗り降りし、前の扉は奥行きがなくて乗れないので使用する事がありません。ならば、前扉をここまで広くする必要があるのか?という細かい疑問も感じたのですが、いかがなものでしょう?

撮影:2006年4月25日
画像20 
画像12〜14で、ワンステップバスに車いすの人が乗車する際の、スロープを設置するやり方をご紹介しましたが、その後千里中央にて、再び車いすの人がワンステップバスに乗車する場面に遭遇したため、スロープ設置のようすを、前回よりも細かく記録しました。ちなみにこの時の乗客は、手動車いすの利用者です。先ずスロープを引き出してきたところですが、このバスは2005年製で、スロープは入口ステップの奥(車両床下)に収納されています。

撮影:2006年7月25日
画像21 
画像20の状態のままでは、スロープと車内床面の間に段差があるので、それを解消させなくてはなりません。そのため、一旦スロープをたたみかけて一杯一杯まで引き出し、その後、車内床面に固定させる作業に入ります。ご覧の通りこのスロープは、電車の駅で使用される渡し板と同型のロング型サイズです。この画像ではスロープの裏面も少し見えますが、電車に乗る時の渡し板そのものです。

撮影:同上
画像22 
車内床面での固定が終わるところです。これは私の地元、大阪府豊中市内を走るバスで、聞くところによれば、豊中市内を走るバスの運転士の中には、スロープの設置の仕方はおろか、収納場所さえも分からず、車いすの乗客に1から教えてもらう人も多いようです。これはいかにも問題で、私も聞いていて首を捻りましたが、この画像撮影の時の運転士は、ちゃんと知っていたようです。こういう人もいる事が分かったのは、大きな収穫でしたね。

撮影:同上
画像23 
車いすの乗客が乗り込む場面です。シャッターを押すタイミングが僅かに遅く、乗客はもうほとんど乗り込んだ後の状態となりました。この画像では分からないですが、先ほども述べたとおり、この時の乗客は、手動車いすに乗っている人でした。だから電動の場合と違い、運転士も楽々スーッと押していました。押すスピードがかなり速かったため、カメラのシャッターが間に合わなかったとも言えます。

撮影:同上
画像24 
これはスロープを収納するようすです。前回撮影時(画像14)では、この部分を詳しく記録出来ませんでした。先ずスロープを僅かにたたみかけ、収納スペース(床下)に水平に押し込めるようにセットします。

撮影:同上
画像25 
そしてスロープの後ろを両手で持ち、グッと押して収納完了です。長いスロープですから、押している最中に奥のほうで引っかかる事も考えられるし、敏速に行おうと思ったら、ちょっと大変かも知れません。しかしこの運転士の動きは、大変スムースで良かったですね

撮影:同上
画像26 
ちなみに、初期のノンステップ・ワンステップバスに見られた、金属製で、車体下に水平に収納されるタイプのスロープが、左の画像です。これは2002年撮影の、かなり古い画像ですが、たまたまCD−ROMから出てきまして、状況がよく写っていると思ったので掲載しました。この時はちょうど、車いすの乗客がバスから降りる時で、運転士がスロープを出しているところです。

撮影:2002年5月31日
画像27 
これも2002年撮影の古い画像ですが、阪急バスではなかなかお目にかからない、リフト式バスです。これは能勢電鉄日生中央駅を起点に走っている、『猪名川町ふれあいバス』に使用されている車両で、通常の阪急バスとは、塗装も異なっています。また、この画像では全体が写っていないので分かりにくいですが、車両自体も、かなり小型で短いものです。

撮影:2002年8月30日
画像28 
リフトが上がり、車内の床と水平になった状態です。この画像は、上の画像より少し離れて撮影していますが、ほぼバスの全体の長さが収まっています。こちらでも述べておりますが、このようなリフト付き車両は、スロープに比べて必要スペースも少なくて済み、運転士にとっても負担は少ないのではないかと思います。何より水平な状態のまま乗り降り出来るのが、乗客にとっては安心だと思うので、もっと普及して欲しいですね。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像29 
2007年夏頃より、『筆談具あります。』という表示が、運転席との仕切り部分に貼られる様になりました。これは、その前年12月に施行された『交通バリアフリー新法』の中で、『各交通機関には筆談具を設け、そのことが分かるよう、表示もすること』が義務付けられたことを受けて、実施されたものと思われます。この画像では、車内のどの場所かがちょっと分かりにくいですが、次の画像では、かなり分かるのではないでしょうか?最初に発見した時は、この様なシンプルな表示で、表示されている車両も、この頃に登場した新車のみでした。

撮影:2007年7月20日
画像30 
上の画像を、少し写る範囲を広げて撮影しました。これだと、位置関係が分かりやすいかと思います。左端に見えるのが、出口の扉(前扉)です。バスの車内に筆談具。車いすの人に対するバリアフリーばかりに目が行き、聴覚障害者のためのバリアフリーという視点に、私自身もなかなか行き届かなかったのですが、これで聴覚障害者も、バスに乗りやすくなったのではないか?と思います。あとは、普及率の増加と、実際の運転士の対応にかかってきますね。

撮影:同上
画像31 
これは、『筆談具あります。』の表示を、上の2枚と反対側の座席から撮影したものです。画面中央部分が運転席ですね。そして運転席の下の方をご覧下さい。上が黄色い縁のクリアケースに、ルーズリーフのノートが入っているのが、僅かですが見えます。この画像では分かりにくいので、拡大版画像をご覧下さい。筆談具があるという表示は何度か確認する様になっても、実際の筆談具そのものを確認出来たのは、実はこの時が初めてでした。

撮影:2007年12月2日
画像32 
2008年になってから、表示のデザインが変わりました。と同時に内容も、これまでの、単に『あります』だけから、『筆談によりご案内いたします お気軽にお申し出下さい』と、より丁寧なものとなりました。この時も筆談具自体を確認しようと思ったのですが、夜で暗がりだった上、客席からはよく見えない位置に納入されていたとあって、見る事が出来ませんでした。なおこの画像、画面左に写る手すりが黄色いのは、2004〜06年度の、国土交通省標準仕様であることを示しています。

撮影:2008年2月4日
画像33 
最後に新しい表示をもう一枚。この画像、これだけ見たのではサッパリ分からないと思いますが、実はもう引退の時も近付いている、旧型車の車内なのです。このころになると、新たに導入した車両のみならず、在来の、古い車両にも取り付けられるようになりました。

撮影:2008年3月15日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像34 
2010年春に登場した、新型の運賃表兼停留所案内装置です。これまでと大きく違うのは、全てが液晶画面となったことで、整理券番号も実態に見合って(?)最大で4番までとしています。万が一5番が発生した場合は、画面上で瞬時に対応出来るのでしょう。これも液晶の強みですね。そして停留所表示も、黒地に白文字となった事で、これまでよりも目には優しい印象を受けます。文字もゴシック体なので読みやすくなりました。そして画面は左右2つに分かれており、右半分では停留所をローマ字と平がなで表記しています。このあたりのバリアフリー機能も搭載されたわけですね。

撮影:2010年8月1日
画像35 
同じ運賃表です。左半分が次の停留所名と運賃表示というのは上の画像と同じですが、右半分では、次以降の、2つ先までの停留所、そして最終の行き先を表示しています。こういう表示案内も、特に乗り慣れていない人にとっては有難いですね。従来の物より親切になったと思います。文字の大きさ的にも、バスの車体の行き先表示は、時として文字の大きさバランスが極端な時がありますから、こちらはちょうどいい感じですね。

撮影:同上
画像36 
こちらは発車する際の運賃表の様子です。右半分がピンク地に変わり、『発車します。ご注意ください』という文字と共にバスの絵も現れています。そしてまだ次の停留所がアナウンスされていないためか、左上、次の停留所名は表示されていません。ところで、この新型運賃表になっているバスのアナウンスなのですが、何とも奇妙な、どう聞いても日本語に不慣れな外国人が言っているとしか思えない様な、妙なイントネーションなのです。とにかくアクセントに違和感ありあり。聞いた事のある人がみな同じ感想を洩らしており、非常に聞き取りづらくもあったのですが、現在はアクセントは相変わらずおかしい部分が多いものの、聞き取りやすさの面では改善されました。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像37 新規追加
現在主に豊中市内(市立豊中病院〜豊中駅〜市役所北〜緑地公園駅または上野坂方面)で走る、唯一のリフト型ステップ車両です。元々は豊中市が委託元となって阪急バスが運行する、『エコラボバス』という名称のコミュニティバスの車両でした。2010年12月11日〜2013年3月31日までの期限で試験運行され、終了。その後は阪急バスの車両として、塗装は正面に阪急バス標準カラーが加わった以外は、エコラボバス時代のまま使用されています。現在は、ノンステップバス率も約50%となった豊中市内ですが、ワンステップバスと並ぶもう一つの車いす対応であるリフト付きバスは、普及しそうにはないですね。

撮影:2010年12月12日
画像38 新規追加
車内入口横に貼られていた、昇降リフト使用の操作要領です。もちろん乗務員用でしょうが、いざとなったら乗客も操作は出来そうですね。文章は丁寧だと思いますが、色々細かく書かれてあることが、私にはかえってややこしそうです(笑&汗)。

撮影:同上
画像39 新規追加
リフト型ステップバスの車内です。手すりが朱色なのは、2007年の規格設定以来変わらないですね。リフト型昇降車両は、車高的にはかつてのツーステップバスと同じくらいになるので、床と窓の距離など、車内見付は寧ろ懐かしく感じられる部分があるかも知れません。因みに豊中市内を走るツーステップバスは、2015年度現在、稀に豊中駅〜伊丹駅(イオンモール伊丹)間の路線で見られるのみで、全車引退も間近と思われます。

撮影:同上




大阪市営地下鉄車内
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1 
これは扉の部分で、2枚の扉の合わせ目からみて左側の部分にあります(画像3参照)。「4号車1番ドア」という表示や点字が見えますが、視覚障害者が、自分が今、前または後ろから何両目の車両の、どの扉(1両に4ヶ所扉があるうちの)にいるのかというのを正確に知るために設置されたものです。一番上の点字は、「4の1」と書かれています。そして「乗車車両の位置」という文字の下に、わくで点をかこんだものが書かれていますが、このわくが車両をあらわし、それぞれを点で表記した上、このドアがある車両の部分には、点が上下に1つずつ加わって、計3つの点であらわしています。そして一番下に「このドアの位置」と書かれ、その上に横長の点が1本と縦長の点が3本書かれていますが、横長の点が、自分が今いる扉です。このような表記が全扉に設けられており、視覚障害者への情報提供として役立っています。

撮影:2004年8月1日
画像2
画像1を、少し距離をおいて撮影したものです。この扉位置表示ステッカーの設置は、2003年秋ごろから始まり、各扉において、すべて同じ位置にはられています。
画像の車両は御堂筋線の車両で、ごく最近までは御堂筋線と谷町線という、距離の長い路線でしかはられていなかったのですが、現在では、全路線に普及するようになっています。
なお、扉に文字でも表示されるようになった各車両の号車番号ですが、JRの新幹線などと同じように、車両と車両の境目のドア(貫通扉)より少し上に取り付けられている(この画像を参照)ほか、窓ガラスの上にもはられています(この画像を参照)。

撮影:同上
画像3
画像1と同じもので、ちがう車両(編成)の扉で撮影しました。画像1の時よりも、わずかに距離を離しています。

撮影:2004年1月31日

画像4
これは地下鉄御堂筋線と相互乗り入れをしている、北大阪急行電鉄の電車の車内です。画面の下のほうをご覧下さい。地下鉄と同じく、扉位置表示ステッカーがはられているのが、見えるかと思います。デザインも、地下鉄と同一です。
パッとみたら、色が阪急電車とよく似ているので、阪急だと思った方もおられるかも知れませんが、扉の上に、「なかもず行き」と表示されているので、それで地下鉄だとおわかりいただけるかも知れません。
ちなみに阪急の車内には、このステッカーは一切導入されておりません。せっかくですから、早く阪急にも波及してほしいと思いますが・・・・・。その一方で、地下鉄には「扉開閉予告ランプ」が導入されている電車が1両もありません。お互い、導入していないほうの物を、どんどん取り入れてほしいですね。

撮影:2004年2月17日
画像5 
地下鉄御堂筋線の車内で、これは、昔から走っている車両をリニューアルした物ですが、ちょうど貫通扉(車両乗り移り用扉)の上に、行き先案内表示装置が設置されました。画像はその部分をアップにして撮影したものですが、それにしても『約19分』とは、何とも細かいですねぇ。同時に撮影したほかの画像を見ると、『天王寺まで約34分』・『なかもずまで約51分』となっておりました。ここまで厳密な表記というのも、ちょっとほかでは見ませんね。

撮影:2004年4月27日
画像6  
地下鉄中央線の車両の扉です。画像1〜3で見られたような扉位置点字表示ステッカーは貼られていません。
画像2でも述べましたが、このステッカーは、御堂筋線(最も混雑し、編成も長い)と谷町線(最長距離路線)の車両に優先的にはられたため、当時は中央線の車両には貼られていませんでした。現在は貼られています。したがって、画像のような状態というのは、過去のものという事になります。

撮影:2004年4月24日
画像7 
今や当たり前となった、車いす用スペース(席)なのですが、先日、ちょっと気分が悪くなる出来事がありました。電動車いすの人が2人乗ってきまして、扉のすぐ前が車いす用スペースだったのですが、車内はやや混んでおり、車いすスペースにも乗客が何人か立っていました。しかしその乗客、車いすの人が乗ってきたことに気がついても、全然場所をゆずろうともせず、自分たちのおしゃべりだけに集中していたのです。私としては、自分が注意出来なかったのも悪かったと思いますし、車いすの人自身も、車いすスペースに行くことにこだわっていない様子でしたので、それでよかったのでしょうが、それにしても、車いす優先のスペースで、しかも動きが取れないほど混んでいたわけではなかったのに、その場をのこうともしない乗客の態度に、首をひねらざるを得ませんでした。
みなさん、車いす用スペースも、一種の優先座席です。車いすの人が乗ってきたら、まずはスペースを空けることを心がけ下さい。

撮影:2004年4月27日
画像8 
一見プラットホームを撮影したかに見えますが、実は両側に停まっている電車を写していて、いずれも女性専用車両です。現在、大阪市の地下鉄では、扉位置表示ステッカーは全車につきましたが、女性専用車両であることを知らせる点字表記というのは、一つもありません。
視覚障害者の男性の中には、どの車両が女性専用車両であるかわからないために、知らずにその車両に乗ってしまわないか非常に気を遣っている人もいます。たとえ白杖を持っていても、やはり男性である以上、女性専用(時間帯の)車両に乗ってしまうことに対しては、抵抗感や恥じらいといった感情があるということです。右側の電車のように、ラッピングをして目立つようにする物もあり、見える人にとってはわかりやすいですが、視覚障害者に対しても、『この車両女性専用』という表記を、ぜひ付け加えてほしいです。

撮影:同上
画像9 
この画像は、女性専用車として運用されていなかった時間帯に撮影したものです。
目の見える人に対しては、扉ガラスの上部にステッカーが貼られています。ただこのステッカーも、全部の扉にではなく、両側計8ヶ所の内、一つおき、つまり千鳥形に4ヶ所はられていました。出来ればこのステッカーも全部の扉に、それももっと大きな文字にしてはってほしい、と、いち男としては思います。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像10 
これは車両を撮影したのではないのですが、地下鉄のある駅にはられていたポスターです。
このトピックで紹介してきた乗車位置案内表示(私は扉位置表示ステッカーという言葉を使っていましたが)が、これまでは御堂筋線と谷町線にしかなかったのが、全線に普及されるという案内です。現在では実現していることです。そしてこのポスターでは、各電車編成の号車の数え方(方向)を、改めてていねいに説明していました。

撮影:2004年8月1日
画像11 
すでに登場している扉位置表示ステッカーですが、これはニュートラムのものです。
画像10のポスターにも書かれていますが、ニュートラムは各車両1ヶ所しか扉がないため、地下鉄のものとは違い、何番目の扉という表示は存在していません。

撮影:2004年8月15日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像12 
御堂筋線の、リニューアル車両です。このタイプの車両はだいぶん増えてきましたが、最近何編成かの車内は、ご覧のように座席中央にたて向きの手すりが一本、増設されています。最近の高齢化を考えた場合でも、特に混雑時間帯、車内中ほどに、つり革以外のすぐにつかめる手すりがあるということは、大変助かると思います。座席に座る人のじゃまになると思う人もいるかも知れませんが、ちょうど2つのモケットの分かれ目の部分なので、問題はないと思います。

撮影:2005年1月11日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像13 
これは、2006年12月24日に開通した、今里筋線(8号線)の車両です。この日初めて乗車したのですが、目に付いたのはこの電光表示。扉の上(1車両計6ヶ所の扉のうちの3ヶ所)に付いていたのですが、右下には、どちらの扉が開くかが書かれています。その上の、線と点線の模様のように見える表示ですが、これは列車の編成図で、一列車4両の図が示されているのです。拡大画像を見ていただくと分かりますが、右端の下、小さく四角で緑色になっている部分が、この扉の位置です。そして上の矢印マークはエスカレーター、真ん中の、四角枠に縦線3本のマークはエレベーターを示しています。つまり、これを見れば、エスカレーター、エレベーターの最寄扉の位置も一目で分かるのですね。これは便利な設備だと思いました。ちなみにこの場合は、反対側の扉から降りた場合の図ということになります。

撮影:2007年1月7日
画像14 
そしてこれが、開くほうの扉です。ちょうど駅に着いたところですね。上の画像の向かい側の扉ですが、扉開閉案内パネルの上は、路線図になっています。ちなみに、今里筋線のラインカラーは、オレンジですね。

撮影:同上
画像15 
これは偶然、私の座っていた席のすぐ横の扉から、電動車いすの人が乗車してきたため、その人が下車する際のショットを収めたものです。ご覧のように、通常、電車の乗り降りに使用されるはずの渡し板が、ありません。実は、ホームの上では、駅員が念のため渡し板を持って待機していたのですが、結果的には不要でした。この画像では分かりにくいですが、実は今里筋線の駅は、どれもホームと電車との段差が極めて少なく、ほとんどフラットに近い状態なのです。ホームをギリギリまで車両床面の高さに近付ける設計で造られたためで、歩いて乗り降りしても、車両とホームとで高さの差が無いのが伝わってきます。ちなみにこの乗客は、乗るときも渡し板なしでスムースに乗れました。

撮影:同上
画像16 
終点井高野駅にて、車いすスペースを撮影しました。上の画像の乗客は、車いすスペースのところには乗っていませんでした。今里筋線の車両は、長堀鶴見緑地線と同じ寸法の車両で、少し小さいのですが、それはともかくとして、このホーム、車いすスペース横の扉から降りた場合、ちょっと奥行きが浅くて危ないかも知れませんね。構造上止むを得なかったのでしょうけど、多少注意が必要です。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像17 
これは2009年3月に登場した、谷町線用の最新鋭車両、30000系の車内です。見ての通り扉部分ですが、この車両では扉手前の床が警戒色(黄色)になっています。最近は各地で、視覚障害者への配慮として、扉部分の床が警戒色の電車が登場していますが、中でも首都圏のJRの一部や、南海電鉄高野線の電車では、ドア手前の床が点字ブロックになっています。最初に発見した時は、車内で点字ブロックを見る事に、新鮮味を感じたものでした。画像の車内は点字ブロックではなく、幅も細いですが、弱視の人には役に立つと思います。

撮影:2009年11月2日
画像18 
30000系車内の2枚目で、これは扉上部分です。最近ではお馴染みとなった液晶画面が設置されており、図と文字で、次の駅や、開く扉の案内が表示されます。言葉も、日本語・英語・韓国語と表示されました。液晶画面付きの車両は、意外や大阪地下鉄ではこの30000系が初めてです。

撮影:同上
画像19 
同じく30000系の車内で、こちらは開く直前の扉です。上に付いている赤いランプは、阪急や大阪モノレールではよく見られる、扉開閉予告ランプです。これも大阪地下鉄では初の設置となったのですが、ご覧の通り片側1ヶ所のみの設置となっています。これで用は足りるのかも知れませんが、これまで他社車両で見た物は全て左右2ヶ所設置で、1ヶ所のみというのは初めて見ました。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像20
こちらも30000系ですが、2011年12月に御堂筋線に登場したものです。一つ上の画像と比較すると、扉開閉予告ランプが真ん中に移設しているのが分かります。ランプの位置がどこがいいのかはよく分からないですけど、御堂筋線は大阪の地下鉄はもちろん、日本でも一二を争う混雑路線。1ヶ所よりは阪急のように2ヶ所ある方が、確認出来る範囲が広くなっていいのでは?と思います。

撮影:2012年3月31日
画像21
上画像の車両の車いすスペースです。以前から走っている車両の車いすスペースと(画像7参照)比べると、下段の手すりが垂直方向に延びて、手前で縦向きに掴めるようになっています。また、上段手すりの位置も低くなり、拡大版で見ないと分かりにくいですが、何かのためのS字型フックが付いています。車いすを止めるためでしょうか?でも、それだとプラスチックのフックでは少々弱い様な気もしますが・・・・・。

撮影:同上
画像22
これは車いす席部分にある吊り革なのですが、高さが3種類あります。拡大版で見ると分かりやすいかも知れませんが、従来の高さの吊り革とともに、それより更に低い(長い)吊り革が設置されています。背の低い人には優しい設備かも知れないですね。

撮影:同上
画像23
こちらは優先座席部分の吊り革です。同じく吊り革が従来の高さのものと、より低いものの2種類ありますが、優先座席前の吊り革は、色が黄色く塗られています。シート自体も色が違っていますが、吊り革でも乗客の認識を促すという事でしょうか?因みに画面一番左の吊り革も低いですが、この車両では扉間に9個の吊り革があり、内ドア寄りから2・3個目と7・8個目が低い吊り革になっています。

撮影:同上






首都圏内レポ 
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1
これは東海道新幹線の車内です。私の職場の上司が、『カモノハシ』というニックネームをつけている(私は『白サイ』と呼んでいますが)、700系という車両です。さすがに車内はゆったりしていて良かったですが、私が撮りたかったのは、座席の背もたれの上、画面左のほうに大きく写っている『つまみ』です。昔の古いタイプの新幹線には、このようなつまみは付いていなかったと思います。そのため、車内を移動する時には、急にゆれた時など、まともにつかめる物がなくて危険なこともあったのですが、このつまみによって、少しは改善されたと思います。ささやかなバリアフリーという印象はもちましたが、やはり手すりのほうが安全かとは思います。

撮影:2004年1月31日
画像2
JR総武線の通勤電車のトイレです。この電車は横須賀方面から成田方面へ直通する快速電車で、走行距離が長いため、トイレが設けられているのですが、ご覧のとおり、入口を限界まで広くとっており、そのため壁は曲線を描いています。さらにトイレの向こう、隣の車両へ移動するときの扉も、車いすが通るにはちょっと厳しいですが、広めの幅でした。ちなみに画像には写っていませんが、この車両のトイレと反対側は、今までの電車なら座席があったのが、この電車では付いていません。車いす用スペースにする目的もあるのかも知れませんが、トイレの幅がここまで手前に広がったことで、どっちみち座席を取りつける幅はなくなっていますね。
電車内のトイレというのは、車両の幅がかなり広い新幹線でもない限り、せますぎてスペースは確保できないと思っていましたが、このように作ることが出来たわけですね。

撮影:同上
画像3
画像2の電車の扉です。ちょうど2枚の扉の合わせ目の部分ですが、大阪市営地下鉄でも見られる、点字による扉位置表示ステッカーがあります。東京ではすでに、このようなステッカーがはられているという話を、以前聞いたことがありましたが、比較的新しい車両については、確かにはられていました。ただ、表示の内容を見ると、こちらのは『何号車何番ドア』という情報だけとなっており、列車の編成図も点字で示している大阪のほうが、ていねいかな?と一瞬だけ思いました。一瞬だけしか思わなかったのは、そのあと、あることに気が付いたからです。それは、この電車の場合は、とちゅうで増結・切り離しが必ず行なわれるため、一つの決まった編成図を示すことは難しいだろうということです。

撮影:同上
画像4
山手線電車の車内です。画像2の総武線の快速電車のように、車両と車両の移動用扉は幅広でした。両側に座っている人のお互いの足の位置から、ある程度幅が割り出せるかと思いますが、はたして車いすの人は通りぬけ可能なのでしょうか・・・・・?

撮影:2004年2月1日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像5 
同じく山手線電車の車内で、扉上の行き先案内表示機です。液晶パネルに路線図が表示され、現在地が赤色で案内されています。環状線である山手線ならではの路線図といえますが、大阪のJR環状線ではこのようなシステムは見られず、やはり東京のほうが進んでいるのだと実感しました。そもそも車両自体が大阪(環状線)のものよりずっと新しいですね。
この『液晶型路線図』は、パネルも大きくて見やすいので、細いパネルにスクロール文字が流れる表示機よりはよっぽどいいと思います。ちなみにこの車両の液晶パネルは2つあり、右側が路線図なのですが、左側では地域の天気予報が表示されています。駅のモニター画面でニュース表示なら大阪でも珍しくないですが、東京では車内でもニュース表示用モニターがあるのですね。

撮影:2005年1月3日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像6 
画像5と同じ車両で、駅に到着する際の表示です。左側の、天気予報が表示されていたパネルは、何やら山の景色をイメージしたような画面になっていますが、右側の液晶では、駅名とともに扉の図が表示され、『こちら側が開きます』という案内表示になっています。図の両端には、赤色で矢印が両外方向に表示されているので、ひと目で「あ、開くんだな」と分かります。これは、知的障害者にとっても、大変バリアフリーな案内表示になるのではないでしょうか?関西では文字だけですが、このように図で表示してもらえると、例えば外国人でもすぐにピンとくると思います。

撮影:同上
画像7 
いきなり扉が登場ですが、これは横浜市営地下鉄の車両の扉です。最新鋭の、3000系二次車と呼ばれる車両で、1999年の登場ですが、幅が大変広いのが特徴です。具体的な寸法は、調べてみるも分からないのですが、通常の両開きの扉の幅は1300mmなので、これは1400mmぐらいなのかも知れません。いずれにしても、ゆったり乗り降り出来るからいいと思います。

撮影:同上
画像8 
画像7の扉の、扉位置案内表示です。大阪の地下鉄のものと大体近いですね。何号車の何番目という点字表示に加え、図でも改めて表示されています。丁寧で、分かりやすいのではないでしょうか?なお、シール全体も、大阪のものと比べると少し大きめに見えました。

撮影:同上
画像9 
こちらは同じ扉案内表示でも、都営地下鉄のものです。6300形と呼ばれる車両で、扉案内表示の部分だけをまともにアップして撮ってしまいましたが、上の横浜の地下鉄と比べると、号車と何番目のドアという表示だけのシンプルなものとなっています。

撮影:2005年1月29日




JR新快速新型車両トイレ ※撮影時は、この電車は快速での運用でした。
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1
JR京都・神戸線を中心に、東は近江長浜から西は播州赤穂までを結んでいる新快速。その最新型車両のトイレです。
以前掲示板に、リンクサイトの管理人さんでもある西九条舞さんも書き込んで下さったことがあるのですが、姫路方面に乗務員室がある車両の、一番北(京都方面)寄りの位置にトイレが設置されています。画像はそのトイレ周辺ですが、一つ上のトピックに載せております、東京の総武線通勤電車のトイレと同じく、幅を最大限にとったバリアフリータイプです。それまで設けられていた、トイレの向かい側の座席はありません。

撮影:2004年6月13日
画像2
トイレの入口を、ななめ横から撮影したものです。ドアの幅も可能な限り広くとっており、電車の車内という、本来はせまい空間にあるトイレとしては、最大限バリアフリーを考慮しているのではないかと思います。

撮影:同上
画像3
トイレの横のスペースです。画像1でも書きましたように、トイレの幅を最大限にとった関係で、向かい側にあった座席は廃止されています。ただ、壁には軽くお尻をあてて、壁にもたれるためのクッションが設けられています。となりの車両への貫通扉は、車いすが通るには少々せまいでしょうか?まあ、車いすに乗った状態で、車両から車両へ移動する人がいるかどうかはわかりませんが。
少なくとも現状では、車いすでの車両の乗り移りはまだまだ難しい、というしかないようです。

撮影:同上
画像4
トイレの内部です。今年1月末に、東京の総武線電車で見たときは、私が下車する駅までずっと使用中だったため、中を見学することは出来ませんでした。よって今回、初めて内部を見ることが出来たわけですが、なかなかよいと思いました。パッとこの画像だけを見たら、電車の中にあるトイレとはわからないのではないでしょうか?
さすがにオストメイト対応にするスペースまでは確保できないですが、限られたスペースの中で、何とかここまでのトイレをつくれたというのは、大きな意味があると思います。

撮影:同上
画像5
トイレの前から、車内逆方向を撮影したものです。この向きが進行方向なのですが、前方に乗務員室があるのが見えるかと思います。しかし運転士らしい人は見あたりませんね。そう、この車両は同じ乗務員室つき車両(先頭車両)でも、編成の中間に組み込まれているものなのです。この車両より向こうに、さらに車両がつながっているわけですが、通り抜けは出来ない状態になっています。
それにしても、客席と通路を区切っている床の色わけを見ると、いかにトイレが、昔では考えられなかったぐらいに手前側(向かって左)に広がったか、わかると思います。

撮影:同上




名古屋市営地下鉄車内
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1
桜通線電車の車内です。5年4ヶ月ぶりに名古屋の地下鉄を利用しましたが、この電車は駅案内の表示が非常に大きく、見やすいのが印象にのこりました。しかも車両のややひくめの位置についているため、車いすの人など、目線がひくい人や首を上げるのが困難という人には優しいと思います。ただ、混雑がひどくなると、人の頭がかげになって見えなくなってしまう可能性はあります。それでも、なかなか工夫したアイデアだと思いました。

撮影:2004年7月11日
画像2
表示機を少しアップにしました。この、車両の側面に対して垂直な面は妻面(さいめん)とよびますが、大阪の地下鉄だと、妻面は窓になっており、表示機を設置するスペースがありません。しかしトンネル内の走行が主という地下鉄の場合、妻面窓というのは、考えてみればあまり必要性が強くないとも思われます。大阪でも、この部分に表示機をつけるようにしてみてはどうでしょうか?どうしても窓をつけたければ、比較的小型のこの車両でも、表示機の下に窓をつけるスペースはまだあります。

撮影:同上
画像3
画像2でも、表示機の右下に何かシールがはられているのが見えたと思いますが、この写真では、そのシールをドアップで写し、内容も大きく表示しました。『車内案内表示装置 平成元年度 快適空間賞受賞』と書かれています。このような賞があるとは知りませんでしたが、愛知県が制定している賞であることが、インターネットで調べてみてわかりました。
誰にでも見やすい大きな表示が、トンネル内の電車という地下鉄の車内にとっては、快適の大きな要因になる、ということだったのでしょうか?

撮影:同上
画像4
こちらは名城線電車の車内です。名城線では、従来型というか、妻面貫通扉(画像では全開の状態)の上に表示機が取りつけられています。確かに位置は高くなるわけですが、それでも大阪地下鉄の、薄長型のものと比べると、はるかに文字も大きく見やすいと思います。さすがに賞には至らなかったと見えますが・・・・・。

撮影:同上
画像5
名古屋市営地下鉄の、扉の合わせ目部分です。今回は桜通線、名城線、東山線の3路線を、いずれも短い区間ながら乗りましたが、どの車両にも扉内側には、点字の扉位置案内ステッカーがはられていました。これは、大阪でも見られるものです。
画像の扉では、点字の内容は上から順に、『→5番2−1  ←16番4−4』となっています。『2−1』や『4−4』が何を意味するのか、すぐにはわからなかったのですが、恐らく『2−1』は、2枚ある扉(つまり両方向にひらく)の1枚目、そして『4−4』は、一両に、片側4ヶ所扉があるうちの4番目、という意味ではないでしょうか。そして5番と16番というのは、これは2枚の扉それぞれにつけられた番号なのでは・・・・・?それにしては妙に番号が離れているとも思えますが。
全般的には、点で編成図も示されている大阪の方がわかりやすいと感じました。やはりそれぞれ、一長一短で興味深いですね。

撮影:同上
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像6
これは、扉に貼られている、女性専用車両の表示です。因みに、撮影した日は祝日で、女性専用車両としては設定されていない日でした。この画像、上にもう1枚ラベルが貼られていますね。拡大版をご覧いただくとよく分かりますが、ここには、『女性専用車両でも、小学生以下の男の子と、身体の不自由な人に同伴している男性の場合は、乗車出来ます』と書かれています。これは大阪では見られない、一歩親切な表示だなと思いました。というのも、介護中の場合など、止むを得ない事情で結果的に男性が女性専用車両に乗っている場合でも、容赦なく冷たい目線を突き付けられるケースというのが、実際、あるからです。特に、事前にどの車両が女性専用車両か分かることが難しい、視覚障害の男性(特に全盲の)が乗った場合に、横から女性客が、「これは女性専用車だから、あなたは乗れませんよ。」という言葉をかけて、視覚障害の男性が辛い思いをしたという話を、聞いた事があります。だから出来れば画像の表示も、『目の見えない男性が乗車した場合も、配慮して下さい。』という一文があったら、なお有難いなと思いました。

撮影:2008年7月21日
画像7
さて、これは窓ガラスに貼られている、女性専用車両の表示です。内容は、上の画像と全く同一なのですが、上の画像で解説した、『女性専用車両への乗車gが認められる男性について』の案内が、ここではより大きくハッキリした文字で書かれています。ラベルの色も黄色で非常に目立ちますが、これは警戒色だからというよりは、この地下鉄の路線(東山線)カラーが黄色だからというのが、恐らく正解だと思います。それが証拠に、画面上に写る荷棚の縁も、黄色に塗られています。この様な大きなラベル表示は大変見やすく、また、障害者や介護者という立場の乗客に対する理解を促す上でも、存在価値は大きいと思います。あとは画像6の解説でも書いた様に、『視覚障害者の男性乗客へも配慮を』というメッセージが加わってほしい、という事ですね。

撮影:同上
画像8
上の2枚の画像をいっぺんに表示したものです。つまり、扉と窓を同時に写したもので、こうして見ると、扉の表示と窓の表示の大きさの違いがよく分かります。窓の表示は、本当に大きいですね。

撮影:同上
画像9
こちらは優先座席の表示です。大きさがよく分かるように、窓は横幅は全体を入れて撮影しましたが、名古屋の地下鉄は優先座席の表示も大きいです。

撮影:同上




阪急電車車内
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1 
これは、ちょうど扉の部分になります。もうお気づきのかたも多いと思いますが、最近、一部の編成において、画像に見られるような赤ランプが設置されています。ちょうど2枚の扉それぞれの上部に設置されたこのランプは、「扉開閉予告ランプ」とよばれ、聴覚障害者に対する配慮として取りつけられた物です。「予告」という言葉どおり、扉がもうすぐ開く(=駅に停まった瞬間)、そしてもうすぐ閉まるという時に、最初は点灯し、その後、点滅しはじめます。このランプを設置している編成はまだほんの僅かしかありませんが、はやく全部の電車に普及してほしいと思います。

撮影:2004年11月17日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像2 
まん中あたりに『2』と書かれたステッカーがはってありますが、これは号車表示です。
この電車は京都線で走っていた、扉が両端2ヶ所の車両(現在は新車に置き換えられ、引退)なのですが、阪急電鉄では、京都線の特急に限って女性専用車を導入しています。その関係で、どの車両が女性専用車であるか明確にするために、号車番号が取り付けられました。特急以外の車両では女性専用車は導入されておらず、したがって号車表示もありません。ちなみに女性専用車は5号車で、一番梅田よりが1号車、河原町よりが8号車となっています。私は、どの電車にも号車番号をつけたほうが、車いすの人が乗った場合の連絡のことを考えてもいいと思います。ときどき『前から○両目』の○の内容を、連絡を受ける駅員が聞き違えることもあるので・・・・・。

撮影:2004年10月3日
画像3 
これは車内ではありませんが、号車表示を外から見たものです。ドアのすぐ横に取り付けられていました。
もう少し大きい文字でもよかったかも知れませんが、画像2で述べたように、この車両は特急車としては現存しません。最近の電車(阪急ではない)は、号車番号が大きく書かれたものも増えていますね。

撮影:同上
画像4 
この写真、電車のある部分を写したのですが、パッと見ておわかりでしょうか?実はこの場所は、元々は乗務員室だった部分を、運転台やその関連機器を撤去し、客室との仕切り扉も取り払ったうえ、乗務員用扉もつぶして窓にした、『元運転台部分』です。このような場所は、どの電車にも付いているわけではなく、よく見かけはしますが、元運転台部分がない電車も多いです。
さて、なぜこの場所を取り上げたかというと、実は一時期、この場所を車いす用スペースとして何とか活かせないものだろうか?と思ったことがあったからです。もちろん車いす用スペースは、多くの車両に設けられていますが、この元乗務員室は、ただの立ちスペースだけで、座席もつり革も何もありません。だから、幅がせまいタイプに限るでしょうが、ちょうど車いすがこのスペースに入らないだろうか?と想像したことがあったのです。
ふつうに客室内に車いすが乗っていれば、もちろん問題はないのですが、障害当事者の中には、満員電車がしんどかったり、周りの混雑に対して気を遣う人もおられます。そういった人のために、このスペースを、特にラッシュアワーに、車いす優先にしてはどうか?と・・・・・。「だけど、扉からこのスペースまで、混んでいたら車内を移動できないじゃないか」と言われるでしょうね。だからその問題の解決策として、いっそこの画像正面に写っている窓を、扉に改造したらどうだろう?という発想まで私の頭に飛び出したのですが、現実的なアイデアとは言えないと、今では思っています・・・・・。

撮影:2004年8月31日
画像5 
画像4のスペースを、少し角度を変えて(横の客席から)撮影しました。写っているのは、上の写真と左右反対側の位置です。
ごらんのように、客席は仕切り部分までとなっています。乗務員室を客室化するにあたり、なぜこのような半端なかたちで仕切りをのこしたのか、実は昔から不思議に思っています。

撮影:同上
画像6 
画像4を、さらに少し角度をかえ、床面積が出来るだけわかるように撮影してみました。元運転席があった部分ということで、車両の終わりの部分も、ふつうの客室のように側面に向かって直角ではなく、やや斜めを向いています。そして画像4にも写る、もとの乗務員扉の部分ですが、仮にこの部分をドアに改造したとしても、やはり車いすの人が実際に乗り降りするには幅が狭過ぎて無理な感じですね。これがもし、車両の端部分の角度が、側面に対してまっすぐ直角になっていたならば、元乗務員扉の部分も、少しは幅が広くとれていたのかも知れませんが・・・・・。

撮影:同上
画像7 
さて、この元乗務員室のスペースが、「何もなくてもったいない」と思っていたら、最近になってこんな改造車が現れました。これは神戸線で撮影したもので、数年前から時々見かける電車なのですが、元乗務員室の部分に座席を取り付けています。そして乗務員扉をつぶして作られた窓も、上の画像に写るものは全て固定窓なのですが、この画像の窓は開閉可能で、日よけも付いています。しかし、座席は付けられましたが、もとの仕切りは相変わらず一部が残ったため、この新しく取りつけられた座席に座ると、さながらセミコンパートメント席のような雰囲気を感じます。
改造のしかたとしては、こちらのほうがよいと思いますが、区切られた床だけのスペースではなくなったということで、もう車いす用うんぬんという考えは、出てこなくなりましたね。

撮影:2004年10月12日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像8
久しぶりの、阪急電車ネタの更新です。この画像は9000系という、2006年に登場した最新鋭車両です。これは扉の上部ですが、ご覧のように、液晶画面が取り付けられ、阪急では初となりました。液晶画面は2つあり、右側では現在地(駅名)や路線図が、左側では阪急関連の広告が流れています。

撮影:2007年8月12日
画像9
これは梅田を発車した車内です。右側の画面では、次の停車駅が示され、その下に、どちら側の扉が開くかが図で表示されています。駅名表記は、画像では平がなですが、漢字や英語(ローマ字)の表示にも切り替わります。左側の画面では、時事ニュースが表示されていました。なお、新型車両なので当然、画像1のような扉開閉予告ランプは取り付けられています。

撮影:同上
画像10
続いては、反対側の扉が開く場合の表示です。閉じた状態の扉に、真ん中に『進入禁止』マークが出ていますね。因みに、駅名は神崎川ですが、ローマ字表記になっている時のものです。

撮影:同上
画像11
9000系の車いすスペースです。今までの車両だと、手すりが扉のとこから、右の座席の直前まで(つまり車いすスペース全体に)設置されていましたが、この車両では窓が少し大きくなった関係でしょうか?窓の手前で切れています。そして座席の手すりなのですが、ちょっと以前の車両や他社の車両では見慣れない形状になっています。詳しくは次の画像を。

撮影:同上
画像12
ハイ。ご覧のように、下から上にまっすぐ延びておらず、上の取り付け口が、下よりも右にずれています。右に斜めになっているという形なのですが、一瞬見ただけでは分かりませんでした。しかしこの斜めの形状だと、座席に座って横にもたれた時、すぐ手すりにぶつかるという感じがなく、自然に手すり方向にもたれられる感じで、姿勢としてはかなり楽な事に気が付きました。こういうところに、ちょっとした居住性の配慮。ありがたいですね。

撮影:2007年10月16日
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像13
5年半ぶりに阪急電車のネタを追加しましたが、地下鉄や大阪モノレールでは全車両に設置されている扉位置表示ステッカーが、阪急電車の扉にも漸く設置される様になりました。これはその発見第一号の時で、車両は京都線と大阪市営地下鉄堺筋線の乗り入れに使用されている物で、最初は地下鉄乗り入れ用に優先的に設置されていました。なお、8号車1番ドアと表示がありますが(拡大版にて確認)、実際の列車には、京都線の特急用を除き、号車表記はなされていません。

撮影:2013年4月6日
画像14
こちらも扉位置表示ステッカーで、同じく京都線の車両ですが、地下鉄乗り入れには使用されない列車(7両編成)です。この時点ではまだ京都線だけで設置車両が見られましたが、その後、他線でも見掛ける様になりました。また、神戸電鉄などでも設置が進んでいます。それにしても、これまで阪急で設置が一切行われていなかったのは、何故なのでしょうね?やはり基本的に号車表記が無いからでしょうか?そしてステッカーのタイプもどの様なものになるかと思っていたのですが、地下鉄と全く同じになりました。

撮影:2013年4月8日
画像15
こちらは京都線の特急用車両で、少し周囲も含めて撮影しましたが、画面右上の方にステッカーが写っています(拡大版にて確認)。唯一、元から号車表記がなされている車両ですね。

撮影:2013年4月12日




大阪市営リフトバス車内 ※大阪市営バスは全車ノンステップバスとなっており、以下画像のリフトバスは現存しません。
どの画像もすべて、右側に解説が書かれております。また画像をクリックすると拡大画像のページにリンクされます 画像1
大阪市営バスの、リフト付き車両です。大型の標準路線バスに1台もリフトバスが無い阪急バスと違い、大阪市営バスには、比較的たくさんのリフトバスが走っています。これは車内ですが、リフトバスは、前の扉(出口)のステップがリフト状になっています。従って、車いすの乗客は前の扉から乗り降りをするわけで、車内にも前から入ることになります。そのため、前扉付近は可能な限りスペースを広く開けており、車いすが通るスペースを確保しています。ふつう、バスは前の扉付近が大変せまく、そのため混雑している時や、両手に荷物を持っている時などは、実に通りづらい思いをするものです。その点、これだけスペースを広く開けてくれていると、健常者の乗客でも楽な気分で通る(降りる)ことが出来ます。その意味では、障害者のためのバリアフリーは、健常者にとってもやさしい、の好例になるのではないでしょうか?

撮影:2005年3月15日
画像2
画像1と同じ部分を、もう少し後ろの位置から撮ったものです。運賃箱の左側など、出口部分がゆったりとして、落ち着いて降りれそうな状態になっていることが、よりお分かりいただけるでしょうか?リフト付きバスではなくても、やはり乗客の心理を考えて、出口付近はこのバスのように広々としていてほしいものです。なお、実際にリフトで乗降する際には、そのままだと運賃箱が邪魔になりますが、よく見ると運賃箱の左横の床には、誘導レールらしき物があります。恐らくこのレール上を運賃箱がスライドし、バス前面の端一杯一杯に、移動するのだと思われます。動く運賃箱、これもなかなか良い工夫だと思いますね。

撮影:同上
画像3
車いすの乗客にとっての出入口となる、前扉周辺をアップで撮影しました。当然のことながら、前の扉は最大限に幅が広く取られています。ステップの両側に、黒のシートがかぶせられた物が見えますが、恐らくこれは、実際にリフトが作動する際に、何らかの役割を果たす装置だと思われます。ステップは、何も知らずに通ると、ふつうのステップと変わりないように見えます。

撮影:同上
画像4
バスのステップ部分です。よく見ていただくと、2段目のステップの、下から見て左側(この画像では奥側)に、ステップ面に向かって垂直になる形で金具が取り付けられています。そして、縦向き(垂直)の面も、ステップの一部となっています。これが、普通のステップとの違いですね。リフトが稼動する際は、このステップの縦向きの部分が水平方向になって、完全にフラットとなります。

撮影:同上
画像5
リフトバスの車内です。最前席から後ろを向く格好で撮影しました。前から乗ってきた車いすの人が奥につめやすいよう、前半分の座席は通勤電車のような、向かい合わせのロングシートとなっています。このシートが折りたたみ可能かどうかはわからないのですが、この座席配置は通路を広く取るための工夫ですね。ちなみに、もう一つの扉、つまり、健常者にとっての入口の扉は後部についています。最近多く見られる低床型バスは、構造上、後ろには扉をつけられないため、まん中についていますが、リフト付きバスの場合は、前から乗るため、入口のドアはむしろ後ろにあったほうが、車いすの人にとってもスペースがゆったり取れるのではないかと思います。また低床ではないため、構造的にも、後ろに扉をつけて大丈夫です。

撮影:同上
画像6
車内の、出口扉手前の最前席部分です。最前席は、両側とも進行方向を向いている一人がけの席です。画面左上に写るロングシートは、画像5の右側に写るシートと同一のものです。車内の前半分が、通路の広さを均一に取っている様子が、お分かりいただけると思います。

撮影:同上
画像7
これはバスのリア部分を外から撮ったものです。下車後に撮り、窓の下に『リフトバス』のマークがかかっています。リフトバスの最大のメリットは、車内に収納されているスロープが自動で車内中ほどから延びるために、車両の外側にあまり場所を取らなくてもよいということです。取り付け式のスロープだと、車両の一番手前部分から外に向けて取り付けるため、外側に充分なスペースがないと付けられません。そしてリフトの場合は、完全に水平になるため、斜め(傾斜状態)になるスロープと比べても、乗り降りする人は心理的に安全だと思います。近年、歩道のバリアフリー化で、充分にスロープを延ばせる歩道も増えてきましたが、それでもまだまだ狭いところも沢山ある日本の街、私の住む豊中も、広げようがない道は多くあります。だから、そこを走る阪急バスも、今後は低床バスと平行して、リフト付きバスもどんどん導入すればよいのではないか?と思うのは私だけでしょうか?

撮影:同上

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