阪急千里線桜井延伸区間跡地

阪急千里線の終点、北千里駅から北方向、国道171号線方面へ向かうと、左手に未整備の土地が広がっている区間があります。管理しているのは大阪府ですが、実は元々、この区間には阪急電車が通る計画でした。1967年に北千里(吹田市)まで開通したのですが、そこから北進して、箕面線の桜井まで線路をつなぎ、梅田−淡路−北千里−桜井−石橋−豊中−梅田という環状線を運行する計画が存在があったのです。しかし、状況の変化により、この計画は中止。延伸区間の免許も、1972年には失効しました。以来、『知られざる未成線』となった北千里−桜井間。その北千里寄りであるこの数キロの区間は、奇跡的にもほぼ手付かずの状態で残っています。既に住宅地に変身した区域もあり、いずれは全区間が何かに整備されて面影が無くなるかも知れない、『残党未成線』を記録してみました。

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阪急バスの、循環器病センター前のバス停横に広がる未成線です。柵がしてありますが、この未成線区域の向こうには住宅地も広がっており、バス停からそこへ行く人のために、一部は柵が途切れていて通り抜け出来る様になっています。バス停の左方向に、国立循環器病センターがあります。
 
芝生が広がる未成線。病院の高い階から眺めると、結構いい景色に映りますよ。
 
北千里駅方面を望む。前方には何か建物が建っています。画面左右両端に柵が見えますが、この間が未成線なわけでして、結構幅も広いですね。
 
桜井(箕面市)方面を望む。未成線の風景ですが、見ようによっては廃線跡にも見えますね。まあ『計画廃線跡』という表現は出来なくもないですが。「昔、ここに線路が延びていたんだよ。」何も知らない人にそう言ったら、ふつうに信じるかも。
 
これも『廃線跡の様な廃線跡でない景色No.1』。
 
上とほとんど変わらないショットですが、少し前方に進んだ地点から撮影しました。少し写真が赤みがかっていますね。こういう芝生の風景はしかし、残してほしいです。
 
最後に横の道路反対側から断面方向に撮影。ご覧のとおり、未成線の向こう側は、ふつうに住宅地として発展しています。






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