紀州鉄道乗車 撮影:1994年7月16日
全ての写真の右側に解説文があります 紀州鉄道は、和歌山県御坊市のJR紀勢本線御坊駅から、西御坊までを結ぶ、全長わずか2.7km、『日本一のミニ私鉄(JR以外)』として、鉄道ファンの間ではつとに有名です。もともとは西御坊から0.7km先の日高川というところまで路線があったのですが、私が訪れた時点では既に廃止されており、西御坊までの路線となっていました。
この写真は、終点の西御坊駅で撮影したものです。線路の際ギリギリのところから撮っているのですが、発車までの時間待ちも長く、のどかなローカル線なので、このような撮り方も可能でした。『603』という番号が書かれているこの車両は、ディーゼルエンジンで動く気動車で、キハ600形と呼ばれています。


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西御坊駅のプラットホームです。実に古風な、年代を感じさせる駅舎ですね。なかなか街によく溶け込んでいると思いました。上の写真に写っている気動車とも、よくマッチしているのではないでしょうか?


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西御坊駅を、後ろ側から撮ったものです。列車は向かって向こう側へ発車していくため、手前側には絶対に来ません。従って、前に写る踏み切りも、遮断機も警報機も何もないのです。以前はこの手前側にも列車が来て、この写真の向かって右方向にも走っていました。1枚目の写真の時に述べた、日高川までの路線があった時です。しかしこの時点では(現在も)西御坊までの路線で、従って手前側は廃線となっています。


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上の写真の踏み切り跡部分に立ち、かつて日高川まで延びていた廃線を撮影しました。廃止されたのが89年4月1日で、この時点で廃止から約5年4ヶ月が経過していました。しかしまだレールは充分原型を留める状態で残されており、廃止後、特に何も手を付けられていないように思われました。


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上の写真の廃線を、しばらく歩いてみました。そしてたどり着いたのがこの地点。前方は、写真の画質が悪いため分かりにくいと思いますが、塀になっており、行き止まりです。この部分が、かつて日高川の駅になっていたのか、それとももう少し先でレールが終わっていたのか、それは正確なことは分かりません。とりあえず、雑草がぼうぼうになっている姿を見て、改めて、「ああ、廃線なんだなぁ」との思いを新たにしました。


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西御坊駅周辺の商店街です。昼下がりの、のどかなひと時。この頃の私は、ローカル鉄道で終着駅まで行くと、その周辺のメインの通りを、1〜2枚、写真に収めるのが習慣のようになっていました。道路の舗装が大変きれいで、若返り工事を終えた直後と見えます。


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さて、西御坊駅に戻ってきました。今度は列車が走ってくる方角(営業線)から、キハ603車両を1枚収めました。


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乗車前、もう一度、駅ホームをカメラに収めました。逆行なので暗く写ってしまいましたが、それがまた、ひなびた風情を浮き立たせている、と言ったら大げさでしょうか?


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キハ603の車内です。御坊駅へ近づいたあたりで撮影しました。この日は私の誕生日前日で真夏でしたが、冷房はもちろん無し。屋根も窓の造りもレトロな味を出していました。床も、あまり写っていませんが、木製です。


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車内前頭部を撮影。右側に半分だけ扉が写っていますが、窓ガラス周りの太い支柱ゴム(Hゴムとも呼ばれる)や、その下の、ガラスの位置のかたどりをしている部分に、時代を感じます。全長2.7kmの乗車は本当にアッという間でしたが、『日本一のミニ私鉄』はローカル色満点でした。


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御坊駅へ到着。ここからJRで和歌山方面へ向かいました。右端に写っている電車(103系)が、この後に乗った電車。そして向こう側のホームに写っているのは、「スーパーくろしお」の列車です。


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