愛・地球博開幕10周年となった2015年、最後を締めくくる更新となったのが、開幕5年後、2010年7月の跡地訪問記です。前年、2009年7月にも訪れていたのですが、画像の数が少なく、また、既に公開している2008年時点での訪問記と比べて、目立った変化が認められなかったことから、跡地訪問第三弾は、3年連続4回目の訪問となった2010年編と致しました。
今回は、愛・地球博開催から丸5年が経った時点での跡地=モリコロパークです。過去は撮影だけだった周遊バス『宝くじ号』に初めて乗車し、東海一と言われる全高88mの大観覧車にも乗車しました。開幕中は遠くに眺めるだけで、傍までは行きませんでした。少しずつ記念公園として完成されてゆく過程のモリコロパークを、ぜひご覧下さい。

愛・地球博跡地訪問    撮影:2010年7月19日    ※右側の画像をクリックすると次に進みます。

今回もリニモからスタートです。愛・地球博記念公園駅にて、レールのポイント部分も入れて撮影しました。未来方式の磁気浮上型鉄道ですが、こうしてレールが途切れているポイントを見ると、いかにも従来からの鉄道らしいと感じますね。

愛・地球博記念公園駅舎内より、記念公園入口方向を望む。開催中は、正面の窓や扉は無く、そのままエスカレーターで地上に降りる形となっていて、上下2本ずつのエスカレーターがありました。夜の帰り便、長蛇の列だったのは今でも克明に憶えています。

リニモの駅舎を出たところです。前回(2年前)は工事中でフェンスがつらなっていた、元の北ゲート左側部分は、橋上通路が出来、その向こうに建物らしき物が出来ていました。この日に発見した、一番大きな変化でしたね。これより2年後に再度(5回目の)訪問した時に、この建物が『地球市民交流センター』であることを確認しました。

左方向を眺めながら進み、記念の石碑前まで来ました。確かに、何かの記念館とおぼしき建物が姿を現していましたが、まだ工事中で、中には入れませんでした。自然との一体感を表したのか、天井部分が芝生になっています。それにしても、後に在る大きな白いドームは何なのか?注目しましたが、これもこの時点では詳細は不明でした。

待機中のモリコロパーク周遊バス、『宝くじ号』を撮影。画面右端には、先ほどの大きなドームが見えます。

こちらは正面公式面(出入口がある側)に回って撮影。このあと初めて乗車しました。この時点では、1周20〜25分ぐらいだったと思います。無料です。

画面右端に写る建物が、グローバル・ハウスです。開幕中は、前方をグローバル・ループが横切っており、また、ゴンドラも眺めることが出来ました。広々とした運動広場も、開幕中は巨大映像やライブイベントで賑わっていました。

私の推測ですが、ここは恐らく三菱未来館が在った辺りだろうと思います。もしこれが正しければ、この画像より少し左方向には、会場内のどこにいても見えた、ワンダーホイール観覧車が在ったことになります。最長で180分待ちだったことを思い出します。画面やや左上の辺りに、トンネルの入口のような箇所が見えますが、そこにつながる道は、開幕中、無人バス、IMTSのルートになっていました。

周遊バス『宝くじ号』に乗って、全高88mの大観覧車の前で下車しました。開幕中は、『ファミリー愛ランド ときめき愛ランド(大観覧車)』として、ワンダーホイールと並ぶ、愛・地球博の2大観覧車となっていました。

大観覧車全景。実際に目の前で見るとそれなりの高さを感じましたが、日本には100mを超える高さの観覧車が、少なくとも9ヶ所あると思われ、国内ランキングでは10位ぐらいになるのだろうと思います。

観覧車から見た、モリコロパーク全景です。ちょうど最高度に達したところで撮影しました。画面中央に見える建物は、愛知県児童総合センター(詳しくは後述)です。手前の白い丸屋根のところは、開幕中『モリゾー・キッコロ メッセ』というパビリオンがありました。ただ、こちらの方までは、会場見物の時には足を延ばしていませんけどね。

こちらはモリコロパークと反対方向を眺めた様子です。行き交うリニモが見えますが、間に挟まれた駅は公園西駅です。会場周辺は、のどかな田園風景が広がっていますね。

再びカメラをモリコロパーク内に向けます。画面中央に写る平たい建物がグローバル・ハウスです。開幕中の同じアングルの動画を公式サイトで見たことがあります。恐らくこの観覧車から撮ったものではないかと思われますが、ちょうどグローバル・ループを1周丸ごと一望出来ます。また、この画像の、グローバル・ハウスの左手前の芝生部分が、私が集中的にパビリオン詣で(東南アジア〜赤道付近の国)をした区域でした。

地上88mの観覧車頂上部分で、隣のゴンドラを撮影。こういう撮り方もいかにもマニアックですかね(笑)。ゴンドラは4色(赤・青・黄・白)に分かれていました。

真横の下から眺めた観覧車。こうして見ると、なかなか迫力がありました。

さて、ここからは、先ほど観覧車の車内から見えていた、愛知県児童総合センターに入ってみます。このセンターは1996年7月に開館しました。愛・地球博開幕中は、会場内に位置する状態になっていた訳ですが、パビリオンとしては扱われず、休館状態でした。閉幕後、営業再開されて現在に至るのですが、そういう経緯を訪問当時は知らなかったため、残存パビリオンだと思って入館しました。

発見ゾーン『あそびラボ』です。この表記一つとっても、パビリオンだと言われて全然違和感が無いですね。既存施設だと知った時には意外な気がしました。この部屋は、新しいメディアによる、立体映像や遠近感を体験するコーナーでした。

画面中央のスクリーン。この映像に映る窓2つは、この部屋の奥(スクリーンの後ろ)に在る窓だと思いますが、このスクリーンは『ズレテレビ』と呼ばれていました。『ズレ』というのはタイミングのズレという意味で、画面に映る位置に自分が立った場合、その様子がリアルタイムではなく、少し遅れて(タイムラグがあって)映ります。

館内のフロアー間の移動は、この黄色いシェルター型のような通路を歩いて行います(ほかの手段もあります)。入館して一番目を引いたのがこの通路でしたが、実は足下も細かい網状になっていて、下が見える状態です。画面左手に写る白い物は、チャレンジタワーと呼ばれており、シェルター型通路はその連絡橋も兼ねています。タワーの中には入りませんでしたが、少し傾いた形状で造られ、センターの真ん中から突き出る格好になっているという事で、その様子は観覧車からも確認出来ました。

こちらはロボットシアターです。手塚治虫の漫画に登場するロボットの実写版が展示されており、ロボットによる演奏会も開かれるそうです。

画面右手の部屋は、『ブラックライトの部屋』と書かれていました。この時は何もありませんでしたが、壁全体が黒くなり、そこに、例えば紙や葉っぱで作った作品を貼ると、色鮮やかに映し出される、といった仕組みです。縦横に並ぶ長方形のパネルも、いろんな色に変わったりします。その左隣は『ナトリウムライトの部屋』と呼ばれ、物の色が違って見える部屋のようですが、体験したかどうかは忘れました(笑)。

愛知県児童総合センター、最後は『不思議な窓』です。ガラスに特殊効果があり、窓の向こうを人が通ると、通常あり得ない状態に見えるようです。この時は窓の向こう側を通る人がいなかったため、どんな風に『変に見える』のかは確認出来ませんでした。

再び周遊バスで起点まで戻ってきたあと、グローバル・ハウスを望む芝生に立ちます。前に広がるのが元の愛・地球広場、私が立っているのは開幕中、イエメン館やインド館が在ったところです。

元の北ゲート前を通るグローバル・ループ付近ですが、この先は工事中でした。ちょうど地球市民交流センターの建設現場付近で、この辺りがどの様に整備されるかは、次回訪問のお楽しみでした。


※2008年7月時点の(第二回目の)、愛・地球博跡地訪問記は、こちらのページをご覧下さい。

※2006年7月時点の(第一回目の)、愛・地球博跡地訪問記は、こちらのページをご覧下さい。

※開催中の、愛・地球博を訪ねた時の記録については、こちらのページをご覧下さい。



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